マーベルキャラクターの紹介、今回はウルヴァリンのライバルとしておなじみ
セイバートゥース(Sabretooth)
MPQのスキル紹介は別記事をどうぞ。
キャラクター情報:セイバートゥース(Sabretooth)
基本情報
セイバートゥース(Sabretooth)は見た目の通りの獣系ヴィラン。
ウルヴァリンのライバル的なキャラクターとして知られています。
鋭い牙と爪とモジャモジャの毛、ヒーリングファクターによる体の回復など、能力もウルヴァリンと似ています。
名前の”Sabre”はカタカナにするなら「セイバー」と発音。
「セイバートゥース」は、いわゆるサーベルタイガーのような剣状の歯のことです。
データベースからのキャラクター情報はこんな感じ。
セイバートゥース(Sabretooth)
- 性別:男
- 身長:6フィート6インチ(≒198cm)
- 体重:275ポンド(≒124.7kg)
- 瞳 :琥珀色
- 髪 :ブロンド
- 能力:ヒーリングファクター、超人的な身体能力・視覚・聴覚・嗅覚、近接格闘、牙と爪
オリジン:ミュータントの危険な獣
ヴィクター・クリードは生まれつきミュータントの能力を持っていました。
幼少期から虐待されたためにグレたという噂もありますが、正確な生い立ちは謎に包まれています。
ヒーリングファクターによって体組織を再生することのできる彼は非常に長寿。
1910年代にはもうセイバートゥースを名乗り、ウルヴァリンになる前の青年ローガンに対抗意識を燃やし、彼の恋人を陵辱して殺しちゃうという立派な悪人でした。
そしてウルヴァリンと同じ時期に、ミュータントの力を増幅して超人兵器を作ろうというウェポンX計画に参加。
能力アップを経て、セイバートゥースは殺し屋として高い評判を立てていきます。
あちこちで悪事を働いたりいいことをさせられたりと忙しい彼ですが、ウルヴァリンにケンカを売ることにかけては右に出るやつはいねえ。
ヴィジュアル:牙と爪とフサフサの毛並み
モチーフはやっぱりサーベルタイガーでしょうか。
黄色のスパンデックスに、おおきな襟と手甲にふさふさの白い毛並みを付けたコスチュームがおなじみ。
もさもさの金髪ともみあげはライオンっぽくもありますね。
鋭い牙と爪は自前のもので、日常生活は割と不便そう。
犬歯が名前の通り「セイバートゥース」ですが、他の歯も肉食獣みたいにギザギザしてます。
能力:回復能力と獣の体術
セイバートゥースの元々のミュータント能力は、傷ついた体の回復を速めるというもの。
それがウェポンX計画による改造をへてパワーアップし、今やどんな怪我でも時間経過で治癒し、毒やウイルスに侵されることもない強靱な肉体となっています。
ヒーリングファクターはウルヴァリンと同程度の強度。長生きなところもおんなじ。
それから見た目の通り獣系の能力が高い。
力や耐久力、俊敏性とスタミナ。
常人では何も見えない暗闇やまぶしさでもかまわず物が見え、小さな音でも聞き取れる。もちろん鼻もよく利きます。
ワイルドな見た目ですが、CIAなどを含むいろんなエージェント組織で訓練を受けたため、ちゃんとした格闘技術も持っているようです。
宿敵のチビ
セイバートゥースといえばウルヴァリンの宿敵。
ところがセイバートゥースのコミック初出シリーズは、実はX-MENではなくアイアンフィスト1です。
ウルヴァリンと競演するのは初出のしばらく後ですが、馬が合わない加減に関してはもう最強。
自分と同じ匂いのするウルヴァリンのことが気にくわないセイバートゥースは、ウルヴァリンの誕生日になると毎年駆けつけては襲いかかっていました。
逆に仲がいいんじゃないかという気もしてきます。
セイバートゥースが外道野郎じゃなかったら共闘することももっと多かったかもね。
最後に
ワイルドなセイバートゥースは人気の高いヴィランの一人。
ご多聞に漏れずヒーローとしていいことをさせられることもありますが、ウルヴァリンと仲良くケンカは続けてほしいものです。
今回の記事はここまで。
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