マーベルキャラクターの紹介、今回はニューヨークの闇を狩る男、
パニッシャー(The Punisher)
MPQのスキル紹介は別記事をどうぞ。
キャラクター情報:パニッシャー(The Punisher)
基本情報
パニッシャーことフランク・キャッスル。
家族を殺された怒りを懲悪へと向けた恐るべき必殺仕置き人。
悪党には決して容赦しないハードな男ですが、心に秘めるは愛と正義なのです。
映画化も何作かされており、最近はNetflixのドラマ版デアデビルにも出演していました。
ファミリー向けなキャラクターとはいえませんが、人気が高いことには違いありません。
マーベルデータベースからの情報はこんな感じ。
パニッシャー(Punisher)
- 性別:男
- 身長:6フィート1インチ(≒185.4cm)
- 体重:200ポンド(≒91.7kg)
- 瞳 :ブルー
- 髪 :ブラック
- 能力:鍛え抜かれた肉体、近接戦闘、射撃
オリジン:マフィアを憎む復讐者
フランク・キャッスル1は信心深い男。
罪と罰の思想を信じてアメリカの海兵特殊部隊に加わり、献身的な仕事ぶりは高く評価されていました。
愛する妻と二人の子供をもうけ、ニューヨークで幸せに暮らしていました。
しかしある休日、家族でピクニックに出かけたところ、フランクが少し席を外した間に悲劇が襲います。
妻と子供がマフィアの取引現場を目撃し、その場で殺されてしまったのでした。
愛する妻と子供の無惨な最期に、フランクは血の涙を流し復讐を誓いました。
そして罪のない人々を苦しめる悪党たちを野放しにしておけぬと、徹底的に悪を叩きつぶすヴィジランテとなったのです。
今や彼のまとうドクロを目にした悪党は、恐怖に怯えてその名を口にします。
”パニッシャー(罰を下す者)”と。
ヴィジュアル:闇に潜むドクロの影
パニッシャーの服装はきわめて機能的。
かつ獲物の悪党を恐怖に震え上がらせることも忘れない。
黒ずくめの戦闘服に、胸に掲げた白いドクロがパニッシャーの印。
全身にはガッツリ武器を仕込み、いつでも戦闘準備は万端。
黒いロングコートを着ていることもあり、非常にクールでスタイリッシュです。
あまり特徴的な見た目をしてるわけではないので、ドクロマークでパニッシャーだと分かる感じです。
髪型はオールバックの印象が強いですが、最近は短髪になったり無造作ヘアだったり色々変わってますね。
体格はそれほど巨大なわけではありませんが、コミックのMAXシリーズなんかではかなりガッチリ強靱な肉体で描かれています。
MAXコミックは邦訳版も出ているので、ハードな描写に抵抗のない方はぜひご一読を。
登場する無口なフランクは得体が知れず恐ろしいです2。
- 作者: ガースエニス,ルイスラローサ,Garth Ennis,Lewis Larosa,秋友克也
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2016/04/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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能力:戦闘能力と精神力
パニッシャーにスーパーパワーはありません。
彼の持つ能力は、特殊部隊の訓練で身につけた強靱な肉体と格闘・射撃の戦闘術。
そして何より、心に燃えさかる復讐の業火と、自らをなげうって目的を果たそうとする鋼の精神力です。
能力的には飽くまで人間レベルにとどまりますが、パニッシャーは最強キャラの部類と言っても過言ではないと思ってます。
パニッシャーが出てきたとなったらどんなヒーローもヴィランも「厄介なことになった」と眉をひそめることでしょう。
実際、「もしもパニッシャーの復讐対象にヒーローが含まれていたら」として、パニッシャーがヒーローたちを殺して回る話もありました。なんと邦訳されてます。
デッドプールがヒーローを殺す話との二本立て。ちなみにプールとパニッシャーは仲悪いです(お互い「お前人殺しだろ」と思ってる)。
- 作者: カレン・バン,ガース・エニス,ダリバー・タラジッチ,ドギー・ブレイスウェイト,小池顕久
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2013/12/20
- メディア: 単行本
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パニッシャーの強靱な精神力
このパニッシャーの強さというのものは、精神的な要素によるもの。
悪党には容赦せん
これが第一にして最大のパニッシャーの特徴。
罪のない人々を殺すような悪党は「死すべし」というストレートな信条を持ち、悪党を殺すことにいっぺんのためらいもありません。
ここがスパイダーマンのような不殺をモットーとするヒーローとは一線を画すところでもあります。
シビルウォーではヒーローに転向しようとしたB級ヴィランをあっさり殺してしまい、キャプテン・アメリカにこっぴどく怒られていました3。
執念深く追いつめる
フランクの動機は「無辜の妻と子供たちを奪われた復讐」。
おそらく誰と戦うときでもこれを忘れたことはないでしょう。
一度目を付けたターゲットのことは決して逃がしません。
しかるべき報いを与えるまではどこまでも追い続ける、それがパニッシャー。
そのしつこさは彼を止めようとするヒーローたちにとっても厄介な点です。
自らの苦痛を顧みない
パニッシャーは決して怯みません。
何があろうと悪党を殲滅せんとする強い精神力ゆえ、自分がこうむる苦しみや痛みなんて大したことではないのです。
自分が悪党にするような拷問を自分がされたとしても、フランクが屈することはないでしょう。
というわけで、常時スーパーアーマー状態でプレイヤーを追いかけ続けてくる敵がいたら厄介ですよね。
パニッシャーというのはそういうこと。
敵に回さないに限ります。普通に清廉に生きましょう。
ちなみに黒装束のヴィジランテつながりということで、バットマン4と共演したコミックもあったりします。
なんと邦訳もあり。
- 作者: 小学館プロダクション
- 出版社/メーカー: 小学館プロダクション
- 発売日: 1995/12
- メディア: コミック
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最後に
キャラクター的にはハードでスタイリッシュ、昨今人気のダークヒーローとして今後も活躍が望まれます。
日本ではけっこう昔から注目されてましたよね。
映画もあるし、拷問ゲームもあるし。
子供向けな人ではないのでアニメへの出演は望み薄ですが。
今回の記事はここまで。
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