ミラキュラス・第1シーズン(1~26話)の各話についてストーリーと感想をまとめます。順次追加予定。
ネタバレを含みますので、視聴予定の方はお気を付けください。
※先のシーズンの話はしないつもりです。
話のナンバリングは日本のディズニーチャンネル準拠。
シーズン1の目次はこちら。
シリーズ全体の紹介はこっちの記事を参照ください。こっちはストーリーのネタバレなし。
第17話 アニマン
デートコント回。動物園のすべての檻を開け放つスイッチって、アニメによく出てくるよね。
ストーリー
プロローグ
ニノはいつからかマリネットに恋をしていたらしい。
デートに誘いたいニノの背中を押そうと、アドリアンがマリネットに声をかけ動物園に行くことに。
アドリアンに誘われたと思ったマリネットはウキウキ。
でも一人じゃ心細いからと、アルヤがマリネットにインカムを着けさせて陰からこっそりサポート。
くしくもニノとアドリアンも同じ作戦。
緊張しちゃうニノのために、アドリアンがインカム越しにアドバイスをするのだ。
こうしてヘンな動物園デートがスタート…するかと思いきや、
マリネット(アルヤ)に押されたニノが断れず、アドリアンを待つハメに。
アクマ誕生
動物園に来た新しい黒豹が注目の的。
飼育員のおじさんは誇りを持って黒豹の世話をしている。
が、エサやりを眺めていたキムが「黒豹なんかより俺の方が脚も速いしイケてる」と挑発してきて、黒豹もおじさんもカッとしちゃう。
そんな怒りを感じ取ったホーク・モスは、おじさんの元へアクマの蝶を差し向けた。
復讐する力を与えると約束され、ブレスレットにとりついた蝶によっておじさんは黒豹にそっくりなアクマ・アニマン(Animan)へとアクマタイズされた。
ヒーロー登場
ニノとマリネットはベンチで気まずいアドリアン待ち。
ニノが場を打開しようと会話をするが、ストレートに告白させようとしてくるアドリアンに抗っているうちに、口が滑って「きみの友達のアルヤに告白したい」などと言ってしまう。
マリネットは恋の相談に喜ぶものの、アルヤは「ニノとそんなことありえない!」とぷんすか。
一方、黒豹の姿をしたアニマンは動物たちを檻から解放し(どうやって?)、キムとマックスを追いかける。
巻き込まれたマリネットとアドリアンは、草むらに隠れてレディバグとシャノワールに変身!
ヒーローの戦い
レディバグとシャノワールは、ニノとアルヤを動物の檻の中に安全に隠し、動物園の外に出て行ったアニマンたちを追う。
キムを追いかけるアニマンを捕まえたかと思いきや、アニマンは黒豹以外の動物にも自在に姿を変えることができ、逃げられてしまう。
キムはマリネットの家のパン屋に逃げ込んで一安心だが、一方でパリの街中に動物たちがあふれて大騒ぎだ。
レディバグはキムのリストバンドを借り、その匂いでアニマンをおびき寄せる。
さらに自分たちがおとりになってバスの中にアニマンを追い込んだが、テントウ虫にもグリズリーにも変身するアニマンに手こずってしまう。
そこで、レディバグはアニマンが変身するたびに体力を消耗することに気が付いた。
シャノワールのカタクリズムでバスのシステムを暴走させ、疲弊したアニマンをバスの中に閉じ込めることに成功。
が、アニマンは最後の力でティラノサウルスに変身し、バスを突き破って暴れ始める。
レディバグはラッキーチャームで車のジャッキを入手。
シャノワールに翻弄されて倒れたアニマンの口をジャッキでこじ開けて動きを封じ、ブレスレットを破壊。
ミラキュラス・レディバグですべて元通り。
動物たちは檻の中に帰りましたとさ。
エピローグ
家に帰ったマリネット、アルヤからの電話に「怒られる!」とビクビク。
が、アルヤはあっさりとしたものでニノとお買い物をしていた。
檻の中で色々話した結果、ニノとアルヤは良い感じになっていたらしい。
マリネットともすっかり普通に話せるように戻ったニノ。
おまけにアドリアンに対するマリネットの想いも聞いちゃったらしく、応援すると親指を立てるニノだった。
感想とメモ
ニノのマリネットへの恋
ニノなんでまた? いつから?
と首を傾げたくなるけども、高校生の恋ってそういうものかな。
学校でもどんどん凜々しくなっていくマリネットは魅力的に見えるのかもしれない。
チャラく見えるニノも自分の恋には緊張しちゃうマリネットタイプだった。
マリネットとニノ、アルヤとアドリアンが同じ立場なところを見てると、マリネットとアドリアン、アルヤとニノもきっと相性バッチリなんでしょう。
しかし、アドリアンはマリネットが自分のこと好きだって本当に気づいてないっぽい。
ただのファッションモデルとしてのファンという認識なのかも。
ニノの方が察しがよさそうだと思ってたけど、女の子の気持ちにはやっぱり疎いってことか。
ニノとアルヤ
親友ポジションの二人。
アルヤは転校生だけどニノのことは「兄弟みたいなもの」と評してたあたり、「ただの友達」よりは仲が良いってこと?
でも「話してみて共通点が多いと分かった」ってことはそれまではお互いよく知らなかったのかな。
ともかく、二人が”親友の困ったちゃん”のことで話が盛り上がるのは間違いない。
…とは言ってもなんか距離の縮まり方が急激だよな。
檻の中で何があったかは知らないけど、まあいいか。
レディバグとシャノワール
今回は「やったね!」のフィストバンプはなし。
というのも、シャノワールがティラノの口の中に飛び込んだレディバグをガチ心配してたから。
チャラくてお調子者のシャノワールだけど、本気の恋には素直にふるまえない。
実はニノとアドリアンも同じタイプだったりして。
一方、レディバグがシャノワールを相手にしないのは、「女の子には誰にでもやってるキザな行動」だと思っているから。
だから自分にだけ特別な想いを抱いているんだと気づいたら、何かが変わるかも。
その他ポイントメモ
- 冒頭のニノをからかうアドリアン、英語だとすごくシャノワールっぽい。
日本語声優さんのアドリアンのしゃべりかたは全然シャノワールと違って聞こえる。 - 「自分らしく(Be yourself)」が今回のキーワードかと思ったが、アクマタイズの理由にも解決方法にもそんなに関係なかった。
- 男子トイレに堂々飛び込むマリネット。
- キムとマックスは仲良し。
この二人の正反対っぷりもなんだか主人公っぽいけど、キムはときどき嫌なヤツ。
マックスはキムのことを肯定するわけじゃないから、サブリナみたいに子分には見えない。
むしろアホのキムをほほえましそうに眺めてるように見える。あえて突っ込み入れてないような。 - 今回のアクマは黒豹そのものの見た目で実に美しい。
クレイブンみたいなハンターっぽい格好になるかと思ったけど、自分自身が黒豹になるのだった。
でもミラキュラスを奪うのに四足歩行は適さないのでは。 - インカム着けたままティッキーと会話するマリネット。アルヤに聞こえるよ?
- 動物が暴走してる状況とはいえ、すぐそこにニノとアルヤがいるのにあっさり変身するマリネット。バレないバレない。
- さっさと逃げるシャノワール。
- 6人以外にも動物園の客いたはずだけど、動物が逃げたときには誰もいなくなっている…。さっさと逃げたってことであろう。
- マックスのことも気にしてあげて。
- マリネットのママとパパ、レディバグと初対面? 気づいてはいない様子。
やっぱり不思議な力が働いてて、見た目とか声とかでは正体が分からないようになってるんじゃないかなあ。 - 「テントウ虫は動物じゃないだろ!」ってスパイディなら突っ込み入れそう。
- ティラノサウルスのおてては小さい。
- ジャッキじゃなくてシャノワールのスティックでよかったのでは?
- 「ミラキュラス・レディバグ!」でニノとアルヤも檻から出られたのかな。
さもないと黒豹と一緒に閉じ込められることに…。 - 「ミラキュラス・レディバグ!」はやっぱり物を創るとか直す力というより、アクマが与えた被害を元に戻す力に見える。あんまり深く考えなくていいんだろうけど。
- アドリアンの親友ニノ、マリネットの恋には心強い味方!
今回の記事はここまで。
コメント