マーベルキャラクターの紹介、今回はアベンジャーズのイケてる兄貴、
ホークアイ(Hawkeye)。
MPQのスキル紹介は別記事をどうぞ。
キャラクター情報:ホークアイ(Hawkeye)
基本情報
本名クリント・バートン。
弓の名手として知られるアベンジャーズの一員。
映画アベンジャーズで有名になり、常人ヒーローだのアベンジャーズのいらない子だの余計な評判も立っていますが、そんな不憫さも含めてクールでホットな兄貴分です。
マーベルデータベースからの情報はこんな感じ。
ホークアイ(Hawkeye)
- 性別:男
- 身長:6フィート3インチ(≒192cm)
- 体重:230ポンド(≒104kg)
- 瞳 :ブルー
- 髪 :ブロンド
- 能力:近接戦闘、射撃
公式サイトには映画の設定も一緒に載ってますね。ジェレミー・レナーは顔は怖いけどイメージぴったり。
オリジン:サーカス出身のヒーロー志望
孤児だったクリント・バートンとその兄バーニーは、劣悪な環境だった孤児院を脱走してサーカスに逃げ込みました。
クリントはそこでソーズマンとトリックショットという二人の先輩に芸を教わり、弓矢の腕を身につけます。
ところが信頼していたソーズマンがサーカスの金を盗むところを目撃したために彼を告発。師と決別することになったクリントはサーカスを離れ、「ホークアイ」を名乗って芸人として各地を渡り歩きます。
転機その1はヒーローとして活躍していたアイアンマンの存在を知ったこと。
自分の弓矢の技術も人助けに使えると思いつき、マスクを被ってヒーロー活動を始めます。
覆面強盗だと誤解を受けつつもがんばっていたクリントでしたが、当時悪人だった美人スパイのブラック・ウィドウに恋をしてしまい、彼女に手を貸してアイアンマンたちヒーローと戦っちゃう立場に。
転機その2は悪漢に襲われていたアイアンマンの執事ジャーヴィスを救ったこと。
悪人だと思われていたホークアイですが、ジャーヴィスが誤解を解く手助けをしてくれたおかげで、アイアンマンからの信頼を得ることができました。
その結果、地球最強のヒーローチーム・アベンジャーズに加入することになります。
紆余曲折を経たものの、努力で培った弓矢の技術を活かした立派なヒーローになったのです。
ヴィジュアル:パープル!パープル!
映画から入った人はエージェントっぽいクールなバトルスーツのイメージが強いことでしょう。
が、ホークアイにもヒーローのご多分に漏れず黒歴史派手なコスチュームがございます。
額に「H」をかかげ、目元にでっかいパーツを付けた紫のマスク。スーツの方も上品な紫を基調としたカラーリング。背中にはもちろん矢立、手には大きな弓。
当時はマスクドヒーローが主流で、ホークアイがヒーローの見本として見ていたアイアンマンも顔を隠してましたから。
- 作者: Jim McCann,Mike Perkins,Paco Diaz Luque
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2014/12/24
- メディア: Kindle
※画像はAmazonへのリンク
このシリーズ(Blind Spot)が例のコスチューム着た最後かなあ?
元妻のモッキンバードとか元彼女のブラックウィドウとかとちょっとごちゃごちゃする話です。
次のシリーズではアベンジャーズを休んだ(?)はずが結局個人活動を始めちゃって、このコスチュームも着てませんでした。
- 作者: マット・フラクション,デイビッド・アジャ,ハビエル・プリード, 中沢 俊介
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2014/8/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
※画像はAmazonへのリンク
こっち(マイ・ライフ・アズ・ア・ウェポン)は邦訳されてるのでぜひ読んでください。マット・フラクション先生の話はハズレがない。2代目ホークアイ1のケイト嬢も出てきます。
とにかく、コスチュームを脱いでもイメージカラーはパープルなのです。
能力:射撃と仕掛け矢
ホークアイといえばもちろん卓越した弓矢の技術がアイデンティティ。
彼は放射線を帯びたクモに噛まれたわけでも身体改造されたわけでも伝説の秘境で魔法の修行をしたわけでもなく、もっぱら単純な訓練によって能力を身につけました。
それゆえ「スーパーパワーを持たない」という表現をされることがありますが、彼の弓矢に限らない射撃のスキルは超人的と言ってもいいはず。動いているものだろうが視界に入っていないものだろうが、狙った的は必ず仕留めてしまいます。
弓矢以外の格闘スキルも抜群。
割と体育会系で訓練好きなもので、ヒーローチームに参加する中で色んな師匠から様々な分野の格闘術を教わったようです。
素性を隠して「ローニン」1として活動していたときは弓を捨て、もっぱら刀で戦っていました。
また武器のプロフェッショナルとしてエンジニアリングにも優れていたり。
ホークアイといえば数々の仕掛け矢(ビリビリしたり爆発したり網が出たり糊が出たり戻ってきたりその他色々)を駆使して、「超人」である相手にも互角以上に渡り合っちゃうほどです。
そんな仕掛け矢を手作りしちゃうくらいの工学スキルを持っているものの、科学者扱いされることはほとんどないですね。テレビの配線も苦手。
人情味あふれるクールな兄貴
ホークアイはチームの中でも自分からガンガン前に出るタイプではなく、皮肉を言いながらもしっかりサポートしてくれるという立ち位置が多い印象。
上述の「マイ・ライフ・アズ・ア・ウェポン」シリーズ2なんかでは、シニカルでクールな態度をとりながらも「やれやれ仕方ないな」で人助けをしてしまう兄貴っぷりがよく分かります。
シリーズによってはアベンジャーズの軽口担当としてシニカルなジョークで場を和ませてくれます。
ガーディアンズのスターロードとかX-MENのガンビットとかとは似たもの同士で仲悪そう3。
オリジンに記載した通り、元師匠がちょっと悪いやつだったり情に走ってついヴィランの味方をしちゃったりと、ホークアイが正当派ヒーロー街道を歩んできたとは言えません。
ですがアベンジャーズというチームの中で彼の心の芯にはしっかり正義の精神が刻まれたようです。
ちなみにマーベル映画でホークアイが最初に本格的に登場したのは「アベンジャーズ」の第1作。ところがいきなりロキに操られて我を失っているため、いまいち本人としてのキャラクターがよく分からなかったり。
ジェレミー・レナーの硬派なお顔と相まって、最初は職人気質のクールなエージェントな印象を受けましたが、続きのシリーズではブラックウィドウに頭が上がらなかったりマイホームパパとしての笑顔が見えたりと人間味あふれるところもしっかり描かれていました。
最後に
映画アベンジャーズで知名度の上がった”常人ヒーロー”。
チームの中では控えめに見えるホークアイですが、非常に人間的な魅力にあふれ「ご近所のお兄ちゃん」が似合うヒーローの一人だと思います。頼りにしてるぞ、ホークガイ!
今回の記事はここまで。
- ホークアイは一度死んだと思われていたことがあり、その間に同じく弓の名手である若きヒーロー:ケイト・ビショップがヤングアベンジャーズとして「ホークアイ」の名前を使っていました。その後バートンさんも復帰したけど、ケイトもホークアイを名乗っていいと認めてダブルホークアイ体制が誕生。
- 後続の「リトル・ヒッツ」「リオ・ブラボー」「ホークアイ VS. デッドプール」も邦訳されてておすすめ。
- ガンビットとの色男対決は「A+X:アベンジャーズ+X-MEN=最強」で読めるぞ。
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