【マーベルヒーロー】ケーブル:救世主のピカピカおめめにしびれろ

今回はマーベルヒーローの紹介です。
映画デッドプール2の公開により、日本でも注目を浴びているであろうケーブル
クールでホットなサイキック未来戦士、ケーブルの魅力を語りたい!

Cable:ケーブル

基本情報

彼の名前はたくさんありますので、好きに呼ぶといいでしょう(ネイサン・クリストファー・サマーズ、ネイサン・ウィンターズ、デイスプリング、アスカニサン、ソルジャーX、選ばれし者、大統領、プリシラ、子連れ狼……)。

好んで使用している通り名がケーブル
時代と時代、人と人とをつなぐ絆=ケーブルを象徴した名前です。

ウルヴァリンとかと違って、名前だけで検索すると電気コードがたくさん出てくるのはファン達の悩みの種でしょう。

ガチムチな体罰ゲームみたいなでっかい銃を背負ったシルエット、メタリックな左腕傷のある右目輝く左目、腰と脚にやたら付けたポーチが印象的なビジュアルですね。

マーベルのデータベースから引っ張ってきた情報はこんな感じです。

ケーブル(Cable)

  • 性別:男
  • 身長:6フィート8インチ(≒203cm)
  • 体重:350ポンド(≒150kg)
  • 瞳 :ブルー
  • 髪 :ホワイト(昔はブラウン)
  • 能力:テレキネシス&テレパシー系の超能力を操る
    未来の発展した武器や技術を扱う
    戦士・軍師としての優れた能力を持つ

マーベル公式サイトが思った以上にオシャレでした。
のぞいてみてください。

Cable (Nathan Summers) | Characters | Marvel
Sent to the future to survive a deadly infection, the cybernetically enhanced mutant Cable returns to the present and helps the X-Men.

オリジン

彼はX-Menのサイクロップス*1マデリーン(フェニックス*2のクローン)として生まれた、いわば二世ヒーローに当たります。
そのくせ、いつまでもスリムなサイクロップスに比べてどう見てもおっちゃんですね。

生まれてすぐに凶悪なウイルスに感染したケーブルは、治療のために未来に送られました。未来で立派に成長し、再び現代に戻ってきたタイムトラベラーなのです。

ケーブルの育った未来は戦渦が広がり荒廃した世界でした。
苦境の中をなんとか生き延びたケーブルは、こんな未来が再び訪れてはいけないと信じ、現代のみんなに平和な未来を届けるため、時をかけて戦っています。

能力と制限

設定上、ケーブルは世界最強クラスの能力を保有していました

生まれ持った強力なサイキック能力のみならず、戦いの中で培った強靭な肉体と高い戦闘スキル。物理と特殊を両刀兼ね備えた万能個体といえます。
つまりバランスブレイカーなものですから、当然のように弱体化をくらいまくります。ハルク*3やフーゴ*4と同じですね。

彼の体にはテクノオーガニックウイルス(通称:TO)という病原菌が巣くっていました。
体を金属化させるガンのようなものであり、ケーブルは自分の超能力の大部分を使ってこのウイルスの進行を食い止めていました。メタリックな左腕はこのTOの影響です。

この設定によって彼の超能力は大きく制限されることになり、代わりに大好きな銃器を振り回しているのです

最強キャラゆえに、一番のライバルは自分自身のクローンであるストライフ
ヒーローよりもヴィランが好きなゴシック趣味の方はストライフ派になれば問題ないね。

キャラクター的にはここまでが一般的な設定です。
今どんどん邦訳されているケーブル&デッドプールのコミックシリーズでも、まさにこんな感じですね。

ケーブル&デッドプール:青の洗礼 【限定生産・普及版】 (MARVEL)

  • 作者: ファビアン・ニシーザ,ロブ・ライフェルド,マーク・ブルックス,シェーン・ロー,パトリック・ジルシャー,小池顕久
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2018/05/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

※画像はAmazonへのリンク

たいへんおもしろいシリーズです。
私は原書のコレクション版(すごく分厚いやつ)を持っているのですが、まだ全部読んでません。

この後のストーリーとしては、危機に瀕したX-Menの希望の子・ホープを守る戦いの中で、ケーブルは一度死んだかと思われます。が、もちろん読者の要望に応えて戻ってきてくれます。
超能力やTOを失ったり取り戻したりなんやかんや経緯はあるようですが、とりあえずメタルアームでマッチョで銃器背負ってウエストポーチつけて片目がぴかぴかという基本イメージは変わってないようです。

行動理念

タイムトラベル=パラレルワールドの移動

SF的な話になりますが、マーベルの世界は”マルチバース”です。

いくつもの世界が平行して存在する。
未来とはある世界線の一つの可能性であり、それはきっかけによって無数に枝分かれしていく。
枝分かれした未来は別の平行世界として存在し続ける。
よく言う”パラレルワールド”と同じですね。

たとえばこんな感じで、
現在の出来事★の結果によって残念な未来Aが訪れたとします。

この未来はいかん! と思ったケーブルは、時間の線をさかのぼって現在に戻り、★の結果を良い方向に導きます。
残念な未来を変える

これによって、良い未来Bが到来するわけです。

ただし、悪い未来Aの世界は消えるわけではありません。
すでに発生してしまった未来Aに生きる人々を救うことはどうあがいてもできないのです。だからこそケーブルは、新たな未来を創ることで同じ不幸を辿る人々を減らそうとしているわけです。

ケーブルは未来を体験した知見をもって現在の人間を救おうとしている
こんな行動理念がケーブル独特の救世思想につながっています。

俯瞰視点の救世主

未来人である上に最強の力を持ったケーブルは、物事を俯瞰で見る性質があります

ジーザス・ワナビー(救世主志望)と揶揄されるように、悪い言い方をすれば上から目線で「この俺が無力なお前たちを救ってやる」的な態度に見えちゃうことがあるわけです。
確かに、ケーブルは救う対象であるみんなと自分自身とは相容れないものとして考えているように思えます。ただこれは、別に愚民どもだと見下しているわけではありません。

ケーブルは貧困と戦争を憂い、病に苦しむ者ひとりひとりの苦痛を和らげるために全力を尽くす、愛に溢れた人間です。
そしてその愛ゆえに、「みんなを救う」ためには「自分が犠牲になっても問題ない」という考えを抱いています。
未来の平和を達成するためには、今この場で自分が悪者になってもかまわない。自分が力尽きて消え失せても構わない。
タイムトラベラーのケーブルは、「幸福な未来」を自分では享受できないことが分かっていながらも、その達成のために己を捧げているのです。

こんな達観した態度と計画を立てるのにものすごく長い目で見ちゃう癖が、ケーブルの立場を極めてビミョーにしちゃってもいます。
短期的にはちょっと過激だけど将来的にはうまく行く、みたいな計画を勝手に進めたせいで、「ケーブルはヤバイ!」とX-Menや他のヒーローたちに警戒(を越えて実力行使)されることも珍しくありません。
が、ケーブルが危険なことをするのも「みんなならうまく俺を止めてくれる」「後始末してくれる」「俺が悪として消えても、遺志を継いでくれる」という仲間に対する信頼の現れなんじゃないかと思います。

性格と人間関係

テレパシー能力のせいで何でも先回りして分かってしまい、テレキネシス能力で簡単にものを操ることのできるケーブル。
強面に見えますがその心は非常に温かく、悩み苦しむ青年が一人いれば、自分のできる限り手を差し伸べてやろうとします(でもパンツ一枚で「君のことを知りたい」って言うのはどうなの)。

ハードボイルドな格好良さとときどき見せる優しい表情とを併せ持つ、ずるいキャラクターなわけです。

また意外とお茶目でもあります。
不敵に軽口を叩くこともあれば真面目な顔で冗談も言うし、デッドプールに対しては流れるようなボケ殺しをよく発揮していました。*5

で、忘れちゃいけないのがデッドプールとの関係。
その昔まだまだ知名度も人気もなかったプール氏は、X-Menの最終兵器ケーブルとのチームアップ誌を始めさせられます。
クレイジーなタコス野郎とドシリアスな未来戦士、スイカと天ぷらもいいところなのですが、なんと意外な化学反応を起こして相性バッチリということが判明しました。
ケーブルの重厚なストーリーに軽妙なリズムを差し込むプール、おちゃらけたプールに正義と幸福の複雑な苦悩を与えるケーブル。
殴り合いながらも不思議な共感(ウエストポーチ好き以外も)で結ばれた相棒関係を築いていきます

誰にでもなれなれしいデッドプールが、ケーブルにはちょっと突き放した態度を取ってみせるツンデレ具合もミソですね。テストステロニスト*6の私としては、二人には仲良く頭を吹っ飛ばし合っていてほしいと思います。

実写版は?

ケーブルのデッドプール2への出演が公言された日から、キャストは誰になるのかファンたちの間では議論が盛んでした。コラ画像もいっぱい作られてます。
“Who should play Cable”で検索すると今でもいっぱいヒットしますね。
シャーリーズ・セロン説とかキーラ・ナイトレイ説もなかなか。

実際に選ばれたのはサノスジョシュ・ブローリン
身長は足りないものの、その部分のネタ含めても評判いいみたいですね。
いかにも破天荒なドミノおねえさんの隣で、真面目な顔したおっちゃんなのに妙に愛らしい様が想像できます。

デッドプール 2 (3枚組) ブルーレイ&DVD[Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2018/09/12
  • メディア: Blu-ray

※画像はAmazonへのリンク

コミックのケーブルとは設定も性格もちょっと違う感じでした。どっちもキュート。

ちなみに私はドルフ・ラングレン推しでした。

This Is What Dolph Lundgren Could Look Like As Cable
Ever since the very end of Deadpool, fans have been wondering who would play the role of Cable in

他に何に出てるの?

属性過多で引き出しの多いケーブルなのですが、日本ではいまいちメディア露出が目立ちません。
一応、手に入りやすいものを挙げてみます。
もちろん、英語でいけるって方はAmazonで原書コミックをゲットです。

◆格ゲー「MARVEL VS.CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROS」にはバランスブレイカーな技をひっさげて参戦していたようです。

マーヴルVSカプコン2 New Age of Heroes (Dreamcast)

  • 出版社/メーカー: カプコン
  • 発売日: 2002/09/19
  • メディア: Video Game

※画像はAmazonへのリンク

Dreamcast以外にもPS2とかXBOX版もあるようですが移植状況は良くなさそう。

◆昔のX-Menのアニメにも出ていましたが、これは手に入れるのは難しいか。

◆アプリゲームの「MARVEL オールスターバトル」にも参戦しています。
私もやってましたがガンビット*7の顔グラ見る度に笑っちゃうのでやめてしまいました。

デッドプールの据え置きゲームにも出ており、たいへん強いところを見せてくれます。
日本版はないですが、このゲームはキャラゲーとしてとてもおすすめ!

Deadpool (輸入版:北米) – PS4

  • 出版社/メーカー: Activision Inc.
  • 発売日: 2015/11/17
  • メディア: Video Game

※画像はAmazonへのリンク

レーティングがMなのでAmazonにアクセスすると年齢認証画面が出まーす。

 

最近の日本製アニメには出てきてくれないので、英語が苦手な方はやっぱり邦訳コミックがいいでしょう。

◆上記のケーブル&デッドプールシリーズか

ケーブル&デッドプール:銀の衝撃 (MARVEL)

  • 作者: ファビアン・ニシーザ,パトリック・ジルシャー,小池顕久
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2017/04/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

※画像はAmazonへのリンク

◆シビルウォーのミニシリーズも

X‐MENユニバース:シビル・ウォー (MARVEL)

  • 作者: ピーター・デビッド,ファビアン・ニシーザ,デニス・カレロ,スタズ・ジョンソン,御代しおり,石川裕人
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2016/03/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

※画像はAmazonへのリンク

◆チームアップシリーズにもちょこちょこ出ていたり

A+X:アベンジャーズ+X-MEN=最強 (ShoPro Books)

  • 作者: ダン・スロット他,ロン・ガーニー他,中沢俊介
  • 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
  • 発売日: 2015/07/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

※画像はAmazonへのリンク

◆重厚なストーリーをがっつり読みたければメサイアコンプレックスシリーズ……
これはヴィレッジブックスじゃないと買えないみたいです。

X-MEN:メサイア・コンプレックス Vol.1 |ヴィレッジブックス
突如、M-デイによって絶滅の危機に瀕する事になったミュータント。新人類と呼ばれた彼らは、もはや滅びゆくだけなの...

掘れば掘るほど出てくるケーブル

ケーブルの存在自体が非情に複雑なため、まだまだ紹介できていない側面がたくさんあります(アポカリプスとエン・サバ・ヌールとの関係とか、少女ホープとの逃亡生活とか、X-force結成とか)が、私もその辺はあまり深い知識がなかったりしますので、とりあえずここまで。
なんでもいいので早くパズルクエストにも参戦させてほしいのです。

今回の記事はここまで。


*1:目からビームが出ちゃう、X-Menの映画でもおなじみのお父さん

*2:強すぎるサイキック能力が暴走しがちなX-Menのみんなの嫁

*3:強すぎて都合の悪いときは火星に飛ばされます。

*4:強すぎて都合が悪くなるので保身を理由にパーティ離脱します。マーベルじゃなくてジョジョだけど。

*5:ボケにたいして突っ込む、という発想はアメリカでは一般的ではないんでしょうか?シュールなアニメが多いのはそのせいなのか…

*6:そんな言葉はありませんが、恋愛関係よりも男同士の関係を好むファンのことを指しているつもりです。ブロマンスっていうとロマンスの意味が入ってきちゃうから嫌なんだよな

*7:イケメン詐欺師のミュータントです。彼とデッドプールのチームアップ誌も邦訳されてました。

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