【上海:レジェンド・オブ・レディドラゴン】ミラキュラス レディバグ&シャノワール:ストーリーと感想

フランス発の日本風変身ヒーローアニメ・ミラキュラスのストーリーと感想です。
本話までのネタバレを含みますので、視聴予定の方はお気を付けください。

話のナンバリングは日本のディズニーチャンネル準拠。
各エピソードの目次はこちら

今回は1時間の特番「ミラキュラス・ワールド」の上海編。

上海:レジェンド・オブ・レディドラゴン

上海に降り立ったマリネットと、秘宝を受け継ぐもう一人の少女との出会い。
話の時系列的にはシーズン2と3の間らしいですが、発表順はNY編の後なので、あまり気にしなくていいでしょう。

ストーリー

プロローグ

上海に、神秘の力をはらんだ洞窟と秘宝を守るガーディアン――ウー師父がいた。
彼は使命を受け継ぐ弟子を育成せねばならなかったが、道場は土地を狙う悪徳商人によって潰されようとしていた。
そんなとき、ウー師父は道場の前に捨てられた赤子を拾う。彼は「フェイ(飛)」と名付けた赤子を後継者として育て、カンフーの精神を教え込んだ。
フェイは育ての父を慕い、洞窟の鍵となるブレスレットを受け継いだことを誇りに思っていた。

だがフェイが少女となった頃、ウー師父は商人の策謀によって消され、道場は焼き払われた。
唯一遺されたブレスレットまでも、何者かの手によって奪われてしまったのだった。

マリネットとアドリアン、上海へ

マリネットの学校は夏休みに突入。
なぜかホーク・モスも姿を現さなくなり、レディバグとシャノワールも平和な状態に気を緩ませていた。

マリネットはお母さんに頼まれて、ワンおじさんの誕生日プレゼントを送るため郵便局へ向かう。
アドリアンも来るはずのピクニックに遅刻してしまうと焦るが、アルヤに連絡したところ、アドリアンは上海に発ったらしいと知る。

アドリアンは急遽、父ガブリエルに連れられ上海へ行くことになっていた。
ガブリエルの経営する店の上海支店が早めにオープンすることになったからだという。
アドリアンは友達と遊べなくなって残念がりながらも、父親と二人で休暇を過ごせることを楽しみにしていた。

だがガブリエルには別の計画があった。
個室に一人になったガブリエルは厳重に錠を掛けたスーツケースを開く。そこにはウー師父が洞窟を封じていたブレスレットがあった。
月蝕の日にこのブレスレットを使えば、洞窟の中にある秘宝を手に入れることができる。
それを見たヌールーは「プロディジャスはミラキュラス以上に危険だ」と警告するが、より強大な力を求めるガブリエルは聞く耳を持たなかった。

一方、マリネットはアドリアンを追って上海に行く気満々になっていた。
意気揚々と家に戻ると、「自分のルーツを知るため、上海に行っておじさんに直接プレゼントを渡したい」とテキトーなことを言う。
ママとパパは娘が中国の家族に興味を持ったことに大感激。本当は三人で行きたいが急に店を閉められないからと、マリネット一人での旅行を許してくれた。

上海での休暇

ワンおじさんマリネットが来たことをたいへん喜び、レストランの予約もキャンセルして、家族の話や上海の案内をしてくれると言う。
ワンおじさんの家に着くと、大きなオウムのバスティーユがマリネットを迎えた。
サビーヌママの小さい頃の写真を見せてもらい、マリネットは目を輝かせる。

おじさんはマリネットが決めたものを今夜の夕食に使いたいと言う。
マリネットはスマホに飛んで来るアドリアン通知をごまかしつつ、料理に使う材料を探しに市街を散歩してくることに。
おじさんに心配されつつも、スマホでGPSと翻訳が使えるから大丈夫と、軽やかに飛び出して行った。
ティッキーと一緒に、スマホの地図に示されたアドリアンを目指す。

アドリアンも、ガブリエルが「仕事」を済ませるのを待つ間、ボディーガードと二人で市街を散策していた。
モデルのアドリアンは上海の少年たちに声をかけられ、一緒に写真を撮ってあげる。

その頃、ガブリエルはウー師父の道場の焼け跡を訪れ、瀧の裏に隠された秘密の入り口から例の洞窟を確認していた。

すれ違い

フェイは父親の教えを受け継ぎ、困っている人を見ると即座に手を差し伸べていた。
だが洞窟を守るというもっとも大きな使命を果たすには、奪われたブレスレットを取り戻さなければならない。
そのためには大金が必要であり、フェイは日常的にスリを働いていた。

マリネットはようやくアドリアンの姿を見つけたが、道路の反対側にいるアドリアンは気づいてくれない。
気もそぞろのマリネットは、フェイに目を付けられた。
フェイはマリネットに忍び寄り、ティッキーの入ったポシェット、スマホ、ネックレス、そしてイヤリングをスリ取る。それを少年たちに見とがめられると、追ってくる彼らから逃げて走り去った。

アドリアンを見失ったマリネットは、少女が三人の少年に追われる様子を見て、事情は不明だが彼女を助けなければと思い立ち後を追う。

プラッグに腹ペコを訴えられたアドリアンは、マリネットの大おじさんのレストランが近くにあることを思い出していた。
ワンおじさんのもとを訪れ、マリネットが「偶然」来ていることを知って喜ぶ。マリネットを驚かせるために、帰ってくるのを待つことにした。

迷走

迷子になったマリネットは持ち物をなくしたことに気付き、路頭に迷っていた。
スケッチブックに絵を描いてイヤリングを探していると伝えたところ、親切なおばあさんが似た形のイヤリングを譲ってくれた。

フェイはマリネットから盗んだものを質屋に持ち込んでいた。
主人のキャッシュはフェイの父親の仇を知っているという。彼から情報を買うためにフェイは盗みを働いてきたのだった。
安い値を付けられたフェイは、それならかわいそうな持ち主に返すと言う。するとキャッシュは、持ち主に高値で買い戻させればいいと提案した。
復讐のために情報が必要なフェイは、キャッシュの言うままにマリネットを連れに行く。

独り消沈したマリネットは、バイクに乗った少年たちに追いかけられ、とっさに逃げ出していた。
少年たちはマリネットのネックレスを返そうとしただけだが、マリネットは中国語が分からない。

そこにフェイが現れ、マリネットの手を引いて一緒に逃走する。
言葉が通じるフェイの存在にマリネットは安堵し、大切なものをなくしたという事情を説明する。
フェイは信頼する人からもらったものだというマリネットの言葉に戸惑いつつも、自分にも取り返さなければならない大切なものがあると語った。

その頃、ワンおじさんはマリネットを心配し、警察に連絡を入れることに。
アドリアンは周りを探してくるからと言って外に出ると、シャノワールに変身して町に飛び出した。

フェイはマリネットを巧みに誘導して、例の質屋へと連れて行く。
本当の理由を知らないマリネットは助けてもらったことに感激するが、フェイは複雑な表情しかできない。

イヤリングを買い戻したいと言われたキャッシュは、マリネットに10万元という大金をふっかけた。
クレーンゲームの中に入れられていたティッキーは、フェイとキャッシュの中国語の会話を聞き、事情をすべて把握していた。

マリネットはおじさんに頼んで言い値を払おうとしたが、フェイに止められる。
フェイは本物のイヤリングをマリネットがおばあさんからもらったイヤリングとすり替え、取引は断ると言ってマリネットを連れ出した。
店の外でフェイにイヤリングを返してもらったものの、質屋が善良な店だと信じているマリネットは、盗みはダメだと拒絶する。
二人が揉めているうちにキャッシュがすり替えに気付き、追っ手を差し向けた。
フェイとマリネットは男たちに追いつめられるが、自警団を自称する少年たちに助けられ、なんとか逃げおおせる。

シャノワールはマリネットが一向に見つからず、レディバグに連絡を取っていた。

露呈

ガブリエルは洞窟の前で月蝕を待っていた(昼からずっといたの?)。

そこにフェイマリネットがやって来る。道場の焼け跡がフェイの家だった。
ガブリエルが潜んでいることには気づかず、フェイはマリネットに父親と道場のことを話す。そして盗みのことを告白しようとしたそのとき、キャッシュが姿を現した。
フェイがイヤリングを盗んだということを知らされ、マリネットはひどくショックを受ける。

キャッシュがなおもマリネットに大金を払わせようとする姿に、陰に潜んでいたガブリエルが笑う。
ガブリエルがブレスレットを買ったのもまたキャッシュだった。フェイの仇はキャッシュ本人なのだ。
ガブリエルはホーク・モスに変身すると、欲深い悪党のキャッシュをキング・キャッシュへとアクマタイズした。

マリネットは守ろうとしてくれるフェイの手を振り払って立ち去ると、物陰でレディバグへ変身する。
シャノワールがマリネットを探しに来ているというメッセージを見て微笑むと、上海でアクマを見つけたと連絡を返した。

洞窟に眠る秘宝

ホーク・モスは邪魔をしてくるフェイを投げ飛ばし、キング・キャッシュの力で洞窟の入り口を破壊する。
螺旋階段を下りた先には、神秘的に光る岩が並び立つ洞窟があった。

井戸に落とされたフェイレディバグに助けられ、二人でホーク・モスの後を追って洞窟へ。

月が完全に地球の影に入ったとき、洞窟に差し込む一筋の光が消え、秘められた鍵穴が姿を現した。
ホーク・モスが鍵穴にブレスレットをはめ込むと緑色の光が走り、プロディジャスの獅子の使者メイ・シーが姿を現した。
ホーク・モスは朽ちた箱の中から丸い首飾り――プロディジャスを取り上げる。
本来はこれを首にかけてメイ・シーの審判を受けねばならない。だがホーク・モスにそんな気はなく、キング・キャッシュにメイ・シーを始末させて立ち去ろうとする。

そこにレディバグがヨーヨーを放ち、ホーク・モスの足を取った。
取り落とされたプロディジャスをフェイが奪取し、首にかける。フェイは光に包まれ、赤いコスチュームをまとったスーパーヒーローへと変身した。
フェイの周りに動物の姿をした小さな生き物が現れ、フェイを「新しいレンレン」と呼ぶ。
プロディジャスを持つ人間はレンレンと呼ばれ、人間の徳を表す精霊レンリンの姿が見えるようになる。レンリンが司る徳を備えた者は、同じ動物の姿に変身することができるという。

レディバグはラッキーチャームで入手したバスケットボールを投げつけ、ホーク・モスを足止めする。

フェイは様々な動物に変身しながらキング・キャッシュを攻撃するが、なぜかドラゴンには変身することができない。
復讐に捕らわれているフェイには、ドラゴンにふさわしい正しい決意が備わっていないのだ。
フェイはキングキャッシュに投げ飛ばされ、池に沈められてしまう。

追いつめられたレディバグの目に、助けに来たシャノワールの姿が映った。
レディバグはキング・キャッシュの鉄扇の一撃をバスケットボールで跳ね返すと、宙に舞った扇子にシャノワールがカタクリズムを食らわせ、アクマを追い出した。

逆に追い詰められたはずのホーク・モスは不敵に笑うと、戻ってきたアクマをメイ・シーの持つ宝玉に宿らせた。
徳の欠けたフェイがプロディジャスを手にしたことがマイナスの感情の餌となり、メイ・シーはヤン・ロー・シーへとアクマタイズされた。
巨大な怪物となったヤン・ロー・シーはアクマの宿る宝玉を腹に飲み込んで街へ向かう。
ホーク・モスはワイタンにいる息子を心配して方向を変えさせようとするが、ヤン・ロー・シーの放つビームによって消し去られてしまった。

レディドラゴン

ヤン・ロー・シーはビームを発して上海の人々を消し去っていく。
レディバグシャノワール、そして変身したフェイが後を追い、ヤン・ロー・シーを止めようとする。
プロディジャスを返せと迫られたフェイは、やはり自分にはふさわしくないのだと立ち去ってしまった。

シャノワールがカタクリズムをヤン・ロー・シーに向けて飛びかかるも、やはりビームによって消し飛ばされてしまった。
パートナーを失ったレディバグは涙をこらえながら、ビルの上で泣いているフェイのもとへ。

フェイは父親の教えを守れず、この惨事を引き起こした自分に嫌気がさしていた。
そこにマリネットが現れ、うずくまるフェイに寄り添って座る。
父親なら正しいことができたはずと言うフェイに、マリネットが「ならどうするべきか分かるはず」と言葉をかける。
フェイはなすべきことを悟った。

ヤン・ロー・シーが二人を見つけ、ビルを破壊する。
落ちていくマリネットを救おうとしたフェイは、とうとうドラゴンへの変身を果たした。

マリネットも再びレディバグに変身し、ラッキーチャームで大きな水瓶を入手。
レディドラゴンは天候を操る力でヤン・ロー・シーを抑え込み説得しようとするが、アクマは聞く耳を持たない。
レディバグは水瓶の中に飛び込むと、レディドラゴンに作戦を伝えた。

レディドラゴンは海水と一緒にレディバグの入った水瓶を巻き上げ、ヤン・ロー・シーの口から体内に流し込む。
レディバグが腹の中で宝玉を破壊し、アクマの蝶を解放。水と一緒に吐き出されて地上に戻り、アクマを浄化した。
ミラキュラス・レディバグにより、破壊された街も消された人々もすべて元通りに。

正気に戻ったメイ・シーは、フェイをふさわしいレンレンと認め、姿を消した。

エピローグ

フェイは激しい復讐心を克服し、キャッシュを法の裁きに任せることに決める。
取り戻したブレスレットを腕に付けると、小さなメイ・シーが姿を現した。使者である彼の仕事はまだ始まったばかりだという。

レディバグシャノワールは紫の薬の力で空を飛び、パリに帰ることに。
お互い別方向からパリに戻ろうという名目で別れると、それぞれこっそりワンおじさんのレストランに戻った。

マリネットアドリアン、そして招かれたフェイも一緒に、ワンおじさんの誕生日を祝う。
さらにマリネットのネックレスを返しに来てくれた自警団の少年3人もパーティーに加わった。
サビーヌからワンおじさんへのプレゼントはアコーディオン。欲しかったが弾けないのだとしょぼんとするおじさんの代わりにフェイが演奏する。
相変わらず中国語が分かっていないマリネットのために、アドリアンが今度教えるよと言ってくれた。

マリネットの上海旅行は、家族や新しい友達との愛情を深められ、アドリアンとも過ごせた最高の思い出になったのだった。

感想とメモ

今回もおもしろい特別編でした。
にぎやかだったNY編とは違ったおもむきで、もう一人の主人公であるフェイに焦点の成長が丁寧に描かれてます。
いちいちモノローグから始まるフェイのシーンは、アメコミチックというかハードボイルドでたいへんよろしい。

フェイの正義

フェイはずっとスリを働いてきた。マリネットのこともだまして、自分のために利用しようとした。
彼女はマリネットが「大切なものを取り返したい」と言うのを自分の境遇を重ね、思うところがあったようです。

そんなフェイが本当に「自分のやるべきことを思い出した」のはいつだったんでしょうか。
イヤリングをすりかえて質屋を出たときは、目的のためとはいえ善人を陥れるのは良くないことだと気づいてました。でもこの時点ではまだ復讐心に捕らわれたままでしたね。
彼女が本当に「自分の為すべきことは過去への復讐ではなく未来の正義だ」と気づいたのは、ビルの上でマリネットに励まされたときだったんでしょう。

「復讐と正義は同じじゃない」が今回のテーマの一つ。
ヒーローの話にはよく出てくる問題でもあります。
復讐を悪を是正する行為=正義であると思い込み、本来目指すべき大義を忘れてしまうと。

常々思ってますが、「大切なものを守りたいと思う」のは悪党でも善人でも一般人でもみんな同じことです。
ヒーローの高潔さは、この「『大切なもの』じゃないもの」に対する態度によって表される。
思い入れがあるとかないとかを超越した普遍的な正義の心を示すことこそ難しく、常人では達しえないヒーロー精神の領域だと思う次第です。
エミリーのことをいくら大切に思っていようと、今のホーク・モスが悪党でしかないのはそういうこと。

それにしても、「復讐に捕らわれてはいけない」はシャノワールも学んでおくべき教訓なんですよね。
復讐心というか、怒りに捕らわれてしまうときは必ず訪れるでしょうから。
いざ自分がそういう状況に陥ったらすぐには冷静でいられないと思うけど、なんとか折り合いをつけてほしいです。ぜひともレディバグに支えてほしい。

チェン一族の絆

ワンおじさんはカン・フード回で登場したマリネットの大おじさん(サビーヌママのおじさん)。
当時はチェン師父と呼ばれてたが、ファーストネームは「ワン」らしい。ワンチェンさん。
すっかり英語がペラペラになっていて頼もしい。

おじさんはサビーヌがフランスに移住したのをずいぶんさみしがってたみたい。
どういう経緯だったのか気になるところ。というか前にトムとのなれそめって話してたっけ?

ママやおじさんがずいぶんとご先祖様や一族のつながりを大事にしているのは、単に中国文化ととらえていいのか、あるいは一族に伝わる特別に大切な何かがあると疑っていいものか。
「チェン一族に伝わる歌」は意味深ですね。そのためのアコーディオンかと思ったら違いました。

ワンおじさんの家にはサビーヌママの一家の写真が。
マリネットの祖父はヤン(Yang)、祖母はメイ・チェイ(Mei Chei)、そしてサビーヌの中国名はシャ・ビン(Xia Bing)だったらしい。どんな字を書くのか、どこかのシーンに映り込んでたりしますかね。
字を見るとそこに込められた意味が分かるってのは漢字のいいところです。

ヒーローとヴィラン、パリを発つ

スタートレイン回ではイギリス行きを断念してた割に、今回の上海行きはあっさり決めちゃうマリネット。
夏休みで浮かれてたし、ホーク・モスもしばらく大人しくしてるから大丈夫っていう油断があったってことですね。
マスター・フーには一切触れらなかったけど、中国に行くってなったら一報入れたりはしてたのかな?

一方のガブリエルもNY編のときみたいに、自分が上海にいる間のアリバイ作りはやらなかったらしい。なんでやらなかったのかは不明。ナタリーがいるんだからどうとでもできたような。
今までは割と「アグレスト氏がいるところにホーク・モスがいる」って状況を避けてたっぽいけど、今回は割と不用意だった気がします。

そして、プロディジャスを奪取してホーク・モスはいったいどうしようとしてたんでしょう。
審判を受ける気はないとか言ってたけど、結局首にかけないと力を発揮できないのではあるまいか。何か特別な使い方でもあったんだろうか。
今となっては謎なばかりだけど、ひょっとしたらプロディジャス以外にも似たような秘宝はあるかもしれません。それが見つかったときに分かるかもね。

秘宝プロディジャス

プロディジャス(Prodigious)については断片的な情報しかありませんでした。
ヌールーの口ぶりからすると、ミラキュラスと同じくミスティックな力を持つものの、その力は危険なほどに強大過ぎるため隠されていた。
「プロディジャスじゃなくミラキュラスが選ばれた」みたいなことを言ってたが、いったいに何に選ばれたというのか。

ミラキュラスにクワミが取りついているように、プロディジャスにはレンリンが取りついてます。
プロディジャス一つにたくさんの精霊が宿っているあたり、一つ一つのミラキュラスというよりはミラクルボックスに近い役割なのかもしれませんね。
レンリンたちの名前は動物の名前の頭文字×2。ロンロン、タンタン、ションションとかパンダみたいでかわいい。

  • ロンロン→竜、正義
  • タンタン→蟷螂、忍耐
  • ションション→熊、冷静
  • シーシー→蛇、勇気
  • ホーホー→猿、慈悲
  • マーマー→馬、名誉
  • フーフー→寅、規律
  • インイン→鸚鵡、自信

ところでキャッシュはプロディジャスの秘めた力なんて知らないっぽかったけど、ガブリエルはどうやって情報を仕入れたんでしょう?
例の本に書いてあったのかな。滝の裏に秘密のスイッチがあることも?

獅子の使者メイ・シー

獅子の使者って早口言葉みたい。
メイ・シーは、プロディジャスの封印を解く鍵であるブレスレットに宿っているようです。
審判を受けろとかなんとか言ってたから、メイ・シーに認められないと力が使えないのかと思ったけど、フェイは普通に能力を発揮してました。審判というのは、各種の徳を備えてるかどうかという話だったんでしょうか。

彼はどうやらお目付け役であり、プロディジャスの力が濫用しないように見張っているってことなんでしょう。
そのくせあっさりアクマタイズされとるやないかい、というツッコミは野暮ですかね。
ホーク・モスを一瞬で粉塵にしちゃうんだから確かにとんでもない力。
そんなメイ・シーを悪堕ちさせるホーク・モスの力も、同じくらいとんでもないと言えましょう。

で、ちっちゃくなったメイ・シーはやたらとかわいいです。
フェイがさっさとブレスレットを見に付けていたら、これほど孤独でいなくてもよかったのかもしれません。
……と思ったけど、フェイって冒頭でブレスレット付けてなかったっけ? 月蝕のときしか出てこれないとか?

金の亡者キング・キャッシュ

キャッシュの旦那はてっきり色々知ってるのかと思いきや、本当に金儲けだけが目的だったらしいです。
彼が道場をつぶそうとしたのも、フェイからブレスレットを奪ったのも、単に嫌がらせと商売が目的だったと。
フェイに目を付けてたのも、スリの手下として使うためだけだったらしい。
おかげでプロディジャスやその継承者については、思わせぶりなだけで何も分からずじまいでした。

黄金のキング・キャッシュは、仏教の四天王みたいな見た目で強そうでしたね。
戦闘力が高いのは確かなようですが、「黄金に変える」って能力は特に発揮されず。
ホーク・モスは自分の代わりにプロディジャスの守護者と戦わせるためにアクマを生んだみたいですが、悪徳商人よりカンフー少女のフェイをアクマタイズした方が強かったのでは、と思ったりして。
あのシーンで「フェイがアクマタイズされる!」ってちょっと期待したのは自分だけでしょうか。

それにしても鉄扇ってやたらとカッコイイ。

中国語を勉強しよう

中国語の名前や用語は漢字表記が知りたいところですね。
レンレンとかレンリンはどう書くのかな。
たぶん、ヤン・ローは「閻羅(=閻魔)」なんだろう。シーは「師」なのかな。

最後にマリネットが「Jie Jie(姐姐)」を間違えるくだりは、結局どう間違えたのかは不明。
少なくとも「フェイ ジェジェ」が正しい語順で「ジェジェ フェイ」は間違いらしい。姉さんフェイ。
発音がどう違ったかってのはぐぐると諸説出てきました、公式の見解は見つからず。
英語音声だと発音の違いが分かりやすい(マリネットは「ジェイジェイ」って感じで言ってる)ですが、自分も中国語はさっぱりです。
フェイが「恥ずかしくて言えないよ」って言ったのはからかっただけ……かなぁ。

英語の「Sister」と日本語の「姉さん」はちょっとニュアンス違いますよね。
「Sister」は対等っぽいけど、「姉さん」は尊敬を含んで持ち上げてる感じがする。中国語の「姐姐」はどっちなのかな。

その他ポイントメモ

  • アストラック監督がツイッターで「上海編はシーズン2と3の間」と言ってましたが、NY編の後に見た方がよさそうな感じ。コスモバグとアストロキャットの説明も上海編では省かれてるし。
  • ウー師父のリアルタッチなお顔はドニー・イェンがモデルらしい。
  • マリネット「アドリアンのことならなんでも知ってる!」
    もう突っ込まなくていいか。
  • NYに引き続きボディーガードさんの飛行機ネタが愛くるしい。
  • マリネットのひいひいひいおじいさんもデザイナーだったらしい。
  • しゃべるオウムのバスティーユ。フランス語の名前である。意味深である。
  • クワミは何語でも話せるそうです。
  • ボディーガードさん、あいかわらずヒーローのフィギュアが好き。
  • ボディーガードさんがちゃんとフェイを退ける。珍しく役に立ってる。
  • ワンおじさん「マリネットは遅刻する子かい?」
    アドリアン「時間通りに来る方が珍しいです」
    それはマスクドヒーローの運命……だけとも言い切れないな、マリネットの場合。
  • シャノワールの変身ミュージックが変わってる。ピッチが上がって、より爽やかな感じに。
  • フェイはウー師父の影響で外国語を勉強してきて、フランス語もペラペラ。特にフランスにゆかりがあるわけじゃないだろうし、何か国語もしゃべれるんだろう。
  • レディバグの変身ミュージックもちょっとアレンジが変わってる。
  • 中国では60歳で初めて誕生日を祝うらしい。そうなの?
  • フェイ「マリネットは中国語以外も変ですね」
    マリネットはマリネット語を操る。
  • ところで中国語っていっぱいあるけど、標準語のことは英語でマンダリン(Mandarin)というんですね。
  • エンドカードでアドリアンを見るマリネットのすごい顔。
  • エンドカードでアドリアンを見るマリネットのすごい顔を見てるフェイ。

今回の記事はここまで。


 

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