MPQキャラクターとしてのソーの紹介。
一般的な人物像などについてはそっちの記事を参照ください。
今回は高貴なる脳筋の雷神、ソー(Thor)です。
ヴァリアントは☆2(Marvel NOW!)、☆3(Modern)、☆4(Goddess of Thunder)、☆5(Gladiator)の4種類。
この記事は☆3~5を扱います。☆2はまとめて別記事になってるのでそちらを参照。
MPQ情報:Thor(☆3:Modern)
概要
まずは☆3キャラの方。区分はヒーローでアベンジャーズです。
☆2デザインでは出し惜しみしていたふさふさの金髪をなびかせています。コワペル氏のデザインそのままで、上品かつゴージャスですね。
☆3ソーは☆2ソーの完全上位互換。
よってスキル構成はまったく同じです。
キャラ名 | 別名 | AP | スキル |
---|---|---|---|
ソー THOR |
MODERN | RD 8 |
ムジョルニアの力 Mjolnir’s Might |
ターゲットを攻撃し、ランダムにイエロータイルを生成する。 | |||
YE 12 |
サンダー・ストライク Thunder Strike | ||
ターゲットを攻撃し、ランダムにグリーンタイルを生成する。 | |||
GN 14 |
コール・ザ・ストーム Call The Strom | ||
ターゲットを攻撃し、他の敵にも半分のダメージを与える。 |
※「最大ダメージ」や「最大パワー」というのは、チャンピオンを除く最大レベル(☆3の場合166)かつスキルレベル最大を想定しています。
スキル
☆2と同じフルアタ構成。
ムジョルニアの力でイエロー生成、
サンダー・ストライクでのグリーン生成、
コール・ザ・ストームで全体攻撃という自給自足型。
スキルレベルのアップはそのままパワーのアップ。
チームメイトとのカラーの噛み合いを考慮してレベルを割り振りましょう。
攻撃力重視の場合はレッドを、タイル変換とそれによるマッチを狙う場合はイエローを重視するといいでしょう。
他キャラクターとの相性
チームメイトとの相性
単純なスキルなので、とりあえずチームメイトと色がかぶらないことを考慮すればいいでしょう。
スペシャルタイルは作れないので、味方のスペシャルタイルを利用するキャラとは組ませてもあまり意味ありません1。
色変換したときのマッチ確率を増やしたいのであれば、タイル入れ替え系のスキル持ちがチームにいると心強いです。
別の色への変換スキル持ち(ミスティークとかドクター・ドゥームとかアイアンフィストとか)とは相性はよくありません。
せっかく変換したのに別の色にされちゃうわけですから。
敵との相性
色変換はできてもタイル破壊はできないため、カウントダウンタイルをばらまいたり、スペシャルタイルを積んでくる相手には対処ができない場合があります。
その場合、タイル処理は他のチームメイトに任せましょう。適材適所です。
なにしろソーのスキルは単純なので、あまり複雑な相手への対応はできません。
とはいえ、力押しが通じるのであれば問題ないでしょう。
対戦イベント:ロード・オブ・サンダー(Lord of Thunder)
ソー指定の対戦イベント。
ソー対ソーで戦うときは、スキル発動のタイミングに気をつけましょう。
例えばこっちのサンダー・ストライク発動後にうまくマッチできなかった場合、相手に後出しでサンダー・ストライクを使われると、グリーンタイルをかっさらわれる可能性が高いです。
基本的には単純な殴り合いになるでしょう。
全体攻撃のコール・ザ・ストームは強力なので、相手のソーのレベルが高い場合は早めに片付けた方が安心です。
MPQ情報:Thor(☆4:Goddess of Thunder)
概要
続いて☆4のソー。ヒーローでアベンジャーズ、そしてチーム・キャプテンに属します。
こっちのソーは見ての通り女性で、オーディンの息子ソーとは別人。その正体は長らく明かされませんでしたが、今では周知のところでしょうか。ソーと関わりの深い人間の女性です2。
コミックの「Thor Vol. 1: The Goddess Of Thunder (Thor (2014-2015))」はまだ邦訳されてないのが不思議です。
中の人は別人ではあるものの、同じムジョルニアを持った”ソー”ですので同じキャラ扱い。
☆2、3、5のソーと同時にチームに入れることはできません。
キャラ説明ページもミステリアスでいいですね。
こっちのソーのスキル構成は大きく異なります。
単純にぶん殴るだけの☆2/3ソーとは違って、チャージタイルを駆使したテクニカルな立ち回りが必要になります。
キャラ名 | 別名 | AP | スキル |
---|---|---|---|
ソー Thor |
GODDESS OF THUNDER |
RD 10 |
天罰3 Smite |
ターゲットに攻撃し、ボード上のチャージタイルの枚数ごとに追加ダメージを与える。スキルレベルが上がるとさらにチャージタイルを生成。 | |||
YE 12 |
遙かなる雷鳴 Striking Distance | ||
敵全員に攻撃し、敵の特定のスペシャルタイル(スキルレベルが上がると対象タイル種類が増加)をランダムにチャージタイルに変える。 | |||
BU 9 |
パワー・サージ Power Surge | ||
ターゲットを気絶させ、レッド、イエロー、ブルータイルをチャージタイルに変換。 |
スキル
☆3ソーと異なり、タイル変換や気絶といった特殊技も備えたバランスのいいスキル構成です。
言わずもがな、チャージタイル生成で準備を整えてから攻撃に臨む方が効果的。
天罰は強力な単体攻撃。
最大レベルの場合、チャージタイルが5枚あれば与えるダメージは約4000+700✕5=7500ほど。
チャージタイルを増やしておけば10000以上のダメージも狙えます。
このスキルでのチャージタイル生成は攻撃の後なので、これらはダメージ計算には含まれません。
必要APは10。チャージタイルを消せばAPを多めに得られますが、大ダメージを与えたければ消しすぎないように調整しましょう。
遙かなる雷鳴は全体攻撃。
与えるダメージは大きくありませんが、敵のスペシャルタイルを消せるのが優秀。
初期スキルレベルで消せるのはアタック、ストライク、プロテクトタイル。
最大レベルだとカウントダウンタイルとリピートタイルも対象になります。
強力ですが必要APは12と多めなので、ここぞというときに発動しましょう。
生成するチャージタイルは最大3枚。これの直後に天罰発動すれば良いコンボになります。
パワー・サージはご多分に漏れず強力な気絶効果。
AP9で最大3ターン、コスパ高くもないですが低くもない。
こちらもチャージタイル生成なので、天罰とあわせて使いましょう。
自分で生成したチャージタイルを自分で利用できれば理想的ですが、相手に利用される可能性もあることを忘れずに。
ヘタにチャージタイルを大量生成して、相手に消されれば相手がAPを多めに獲得してしまいます。
タイル操作しないモブ戦ならあまり気にする必要はありませんが、通常キャラとの対戦(特に赤青黄のスキル持ち)には気を付けましょう。
他キャラクターとの相性
チームメイトとの相性
色がかぶっていないチャージタイル生成できるチームメイトがいると連携しやすいですが、特に☆3以下ではあまり多くありません。
☆3ならスターロード、ガンビットくらい1。☆4ならジュビリー、ロックジョー、バロン・モルドなども。
チャージタイルはスペシャルタイル扱いではないので、味方のスペシャルタイルを利用するキャラクターとの噛み合わせは良くありません。
またタイル消去スキル持ちをチームに入れる場合、せっかく生成したチャージタイルを破壊してしまわないようにスキル発動タイミングを調整しましょう。
敵との相性
気絶スキルは汎用的なので、誰が相手でも比較的柔軟に対応できます。
遙かなる雷鳴をカウントダウンタイルも消去できるレベルにしておけば、モブ戦で活躍が見込めます。
通常キャラ戦の場合、チャージタイルをマッチ/破壊されないように要注意です。
タイル破壊スキル(ストームなどAP獲得を伴う場合は特に)持ちは警戒しておく必要があります。
タイル生成→天罰での攻撃を間髪入れずに行えれば安心ですね。
じっくり準備を整える必要があるので、あまりレベル差のある強敵との戦いには向かないかもしれません。
相手が一人なら、連続気絶狙いでなんとかできるでしょうが。
MPQ情報:Thor(☆5:Gladiator)
概要
最後に☆5のソー。ヒーローでアベンジャーズでチーム・ソー。
こっちのソーはマイティ・ソーの映画第3弾にあわせて公開されたクリス・ヘムズワースモデル。
髭をたくわえ髪は刈られています。
オーディンの息子で☆2、3と同一人物。
スキルは攻撃型ですが、イエローの使い方はややテクニカル。
☆5キャラで地力が強いので、ますますパワーキャラになった感じですね。
キャラ名 | 別名 | AP | スキル |
---|---|---|---|
ソー Thor |
GLADIATOR | GN 12 |
ゴッド・オブ・サンダー God of Thunder |
敵全員に攻撃。 (自動発動)ソーの体力が一定以下になると、ターン開始時にランダムなレッド/グリーン/イエロータイルを破壊しAPを獲得。 |
|||
RD 9 |
アスガードの戦略 Asgardian Tactics | ||
ターゲットを攻撃。ボード上の味方のスペシャルタイルの枚数に応じてダメージが増加。 | |||
YE 9 |
くすぶる炎 Smoldering Fire | ||
イエローリピートタイル(イエロープロテクトタイルを生成)を1枚生成。このスキルは「荒れ狂う炎」になる。 | |||
YE 12 |
荒れ狂う炎 Raging Fire | ||
ソーのリピートタイルを破壊し、ターゲットを攻撃する。 (自動発動)ソーのリピートタイルがなくなったとき、味方のプロテクトタイルをすべてストライクタイルに変換。このスキルは「くすぶる炎」になる。 |
スキル
攻撃型のスキルですが、場を整えるといっそう強力になります。
イエロースキルはややこしそうに見えますが、うまく使えばけっこう汎用的です。
くすぶる炎を単純に使えばプロテクトタイル生成。パワーが大きいので防御を固められます。
プロテクトタイルがいくつかできたところでリピートタイルを消せば荒れ狂う炎がパッシブ発動し、強力なストライクタイルになり攻撃力が大幅にアップします。
うまくAPを溜めることができれば、荒れ狂う炎のアクティブ発動で大ダメージをもぎとれます。
一番もったいないパターンは、くすぶる炎発動したがプロテクトタイルがない状態でリピートタイルを消されちゃう場合。
当然ストライクタイルに変換もされず、無駄にAPを消費しただけになってしまいます。
敵がタイル操作してくる場合、イエロータイルが消されやすい状況では発動を保留した方が賢明です4。
もしくはAPをいっぱい溜めておいて、すぐさま荒れ狂う炎の攻撃に転じるか。
アスガード1の戦略は、すっぴんでは大した攻撃力ではありません。
くすぶる炎なりチームメイトのスキルなりでスペシャルタイルを増やしてから発動の方がコスパがよくなるでしょう。
ゴッド・オブ・サンダーはあれこれ考えずに使える強力スキル。
全体攻撃としても便利ですが、その神髄はパッシブ効果の方にあります。
ソーの体力が減るとターン開始時にタイルを破壊。
破壊された結果マッチする可能性も高い上、APを獲得するのがポイント。
消すタイルはソーが使うレッド・グリーン・イエローだけなので、非常に効率的にAPを稼げます。
これを狙って☆5ソーはあえて体力を減らしておいてもいいくらいでしょう。
逆に☆5ソーを相手にする場合は、発動圏内を避けて大ダメージで一気に始末した方が賢明です。
他キャラクターとの相性
チームメイトとの相性
ゴッド・オブ・サンダーのあるソーは体力が減ると強くなるため、壁にするのが一番です。
☆5なので基本的に前に出ることになると思いますが。
また味方にダメージを与えるスキル持ち(サノスとか)と組んでもそれほどリスクにはならないでしょう。
パッシブ効果が発動すればAPがどんどん増えるので、APが多いと強くなるタイプとも相性がいいです。色はかぶってますが、アメリカ・チャベスとか。
荒れ狂う炎を活かしたければ、プロテクトタイル生成持ちと組むのも悪くありません。
イエローだと競合してしまうので、スパイディとかルーク・ケイジとか他の色の人ですね。
プロテクトに限らず、スペシャルタイルばらまき型はアスガードの戦略と相性がいいでしょう。
敵との相性
カウントダウンタイルには無力なので、モブ相手だとタイル処理が追いつかない可能性はあります。
透明タイルだとか厄介なタイルの処理もできず、手も足も出なくなることも。
とはいえ、やられたあげく体力がゴッド・オブ・サンダーのパッシブ発動圏内になれば、まあなんとかなるでしょう。
タイルを崩してくる相手にはイエロースキルが無力化されてしまう可能性があります。
APを溜めて一気に攻撃を狙いましょう。
こっちのソーも、あまり複雑な相手への対応は得意ではありません。
殴ってどうにかなる相手でなければ、特殊型のチームメイトに補ってもらいましょう。
サポート:コーグ
こちらも映画マイティ・ソー3に登場したコーグさん。
惑星サカールでグランドマスターのおっさんに戦わされていた闘士です。そういえば闘技場で戦う姿は見せてくれませんでしたが。
効果はこちら。
- Rank1:装備キャラの最大体力が増加。
- Rank2:装備キャラのヴィランに対する攻撃力が増加。
- Rank3:バトル開始時、一定確率でイエローAPを獲得。
- Rank4:装備キャラのイエロー攻撃力が増加。
- Rank5:敵のストライクタイルをマッチしたとき、追加ダメージを与える。
- ☆5ソー装備時:ソーのスキル発動時、イエローのプロテクトタイルを生成。
それほどソーに最適化されてる効果でもないような。
とはいえソー装備時の効果は一定確率ではなく必ずなので、くすぶる炎に役立ちます。
「リピートタイル作ったそばから消されちゃって何の意味もない」状態は起こりにくくなるでしょう。
最後に
ヴィジュアル的にもスキル的にも、三者三様の魅力を持ったソーでした。
あとはアンワーシーソー(または映画インフィニティ・ウォーのソー)とか、オーディン似のキング・ソーとかが追加されないかなって感じです。
今回の記事はここまで。
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