ミラキュラス・第1シーズン(1~26話)の各話についてストーリーと感想をまとめます。順次追加予定。
ネタバレを含みますので、視聴予定の方はお気を付けください。
※先のシーズンの話はしないつもりです。
話のナンバリングは日本のディズニーチャンネル準拠。
シーズン1の目次はこちら。
シリーズ全体の紹介はこっちの記事を参照ください。こっちはストーリーのネタバレなし。
第1話 ストーミーウェザー
レディバグとシャノワール、二人のヒーローとシリーズ全体の紹介回。
ストーリー
プロローグ
パリの街をにぎわすお天気ガールコンテスト。
ファイナリストに選ばれた少女は、華やかで自信たっぷりのオーロラと、清楚で控えめなミレイユ。
結果は視聴者投票によって決まるらしい。
主人公のマリネットは、自宅でママの友達の子供相手にベビーシッター中。
おてんばな少女マノンに振り回されていたところ、親友のアルヤが訪ねてきた。
憧れのアドリアンが公園で撮影中だというニュースに舞い上がるマリネット。
マノンを連れて三人で公園に行くことに。
アクマ誕生
お天気ガールコンテストでは、ミレイユがオーロラに圧倒的差を付けて勝利。
自信満々だったオーロラはショックを受けて会場を飛び出した。
オーロラの怒りと悲しみをかぎつけたのは、白い蝶が舞う暗い部屋にたたずむ謎の男。
人間の心の闇をアクマの餌食にしようとしているらしい。
彼がエネルギーを込めた蝶は黒く変色し、大きな窓から飛んでいった。
蝶の行き先はオーロラ。
謎の男ホーク・モスは蝶を介してオーロラに接触し、復讐する力を与える代わりに「ミラキュラス」を持ってくるよう持ちかける。
手にした傘にアクマの黒い蝶がとりつき、邪悪な形相へと変わったオーロラはホーク・モスとの取引を承諾。
ストーミーウェザー(Stomy Weather)というアクマに変身した。
ヒーロー登場
さて、公園で撮影中のアドリアンになんとか声をかけようとするマリネットたち。
興奮するマリネットは手を振られただけで硬直してしまうありさま。
結局マノンにねだられて遊具の方へ移動する。
そのうちにアドリアンの撮影相手の女の子が必要という話になり、アルヤは自分がマノンを預かるからとマリネットに行くよううながす。
マリネットが現場に向かったそのとき、ストーミーウェザーが公園を襲った。
ストーミーウェザーは風や氷、雷を使ってミレイユのポスターや風船を壊してまわっている。
アクマの存在に、きりりとした目つきに変わるマリネット。
一目のつかないところへ素早く向かい、妖精ティッキーに呼びかけて真っ赤なヒーロー・レディバグへと変身!
一方のアドリアンも、事件の気配に表情を変える。
妖精プラッグをカマンベールチーズで釣って、黒猫ヒーロー・シャノワールへと変身!
ヒーローの戦い
誰もいない街中でストーミーウェザーと戦う二人のヒーロー。
しかし天気を操るアクマは車も飛ばすほどの突風で二人を吹き飛ばした。
季節外れの雪を降らせたストーミーウェザーは、天気予報の放送を街に流し始める。
テレビスタジオに向かった二人だが、それは罠だった。
雷雲のたちこめる屋上に連れてこられ、逃げ場のないピンチに陥る。
そこでレディバグがラッキーチャームを発動。出てきたのはレディバグ柄のタオルだった。
レディの合図で、今度はシャノワールがカタクリズムを発動。
鋭い爪で看板を切り裂いて倒し、ストーミーウェザーを上空へ逃げさせる。
換気扇の上昇気流とタオルのパラシュートを利用して大ジャンプしたレディバグが、ストーミーウェザーの足をヨーヨーでひっかけ引きずりおろし、傘を弾きとばした。
折れた傘から飛び出した黒い蝶を「リベール・デュ・マール!」のかけ声とともにヨーヨーに捕まえるレディバグ。
浄化された蝶は白い色に戻り、自由になって飛んでいく。
最後は「ミラキュラス・レディバグ!」で、アクマによって破壊された町はすべて元通りに。
氷に閉じ込められたアルヤとマノンも無事で、正気を取り戻したオーロラは何も覚えていない様子。
一件落着で二人は「やったね!」とフィストバンプ。
エピローグ
日常に戻ったマリネット。
ティッキーに励まされ、アドリアンの撮影相手として手を挙げる……が、カメラマンが選んだのはちっちゃなマノンだった。ざんねん。
感想とメモ
マリネットとレディバグのプロモーション
第1話らしくマリネットとヒーロー2人のエッセンスがちりばめられた話。
たぶんこの話はシリーズのプロモーション的な色も強いんでしょうね。
ストーミーウェザーの天気を操る能力もあいまって、バトルがとってもダイナミック。
レディバグとシャノワールの身のこなしも美しい。
「どうしてヒーローになったのか」は置いといておもしろいところから話を始めます。
レディバグの存在ももう街のみんなが知ってる前提。
ヴィランのホーク・モスが何を企んでいるのかも説明はない。
とにかく人をアクマ化して、レディバグのピアスとシャノワールの指輪を狙っているということだけ明かされる。
それぞれのキャラクター紹介
細かい説明はせず、会話のやりとりでさりげなくキャラクターを紹介してるのがグッド。
優しくてちょっぴりドジだが責任感の強いマリネット。
アドリアンのことが大好きで妄想をふくらませる割に、いざ本人を前にするとドギマギしてしまうのがよく分かる。
この話だけだとアドリアンが「イケメンだから好き」ともとれるけど、彼に恋してる理由は後になって明かされます。
一方アドリアンの素顔についてはほぼ描かれないが、シャノワールのお調子者っぷりは全開。
今の段階だとアドリアンが普段もキザな感じの男の子なのかとも思えるね。
その他ポイントメモ
- マリネットは帽子を手作りするようなファッションデザイナー。部屋にミシンがある。
- 話の冒頭でいきなりちらりと姿を見せるティッキー。
マリネットがただの女の子ではなく、世界を救う存在だということをさりげなくアピール。 - 頼まれたらイヤって言えないマリネット。マノンのお目々キラキラ攻撃にも弱い。
- 自分が引き受けたことはしっかりやる責任感の子マリネット。大いなる力には大いなる責任!
- 妹がいっぱいいるアルヤはちっちゃい女の子の扱いもお手の物。
マリネットの背中を押してくれるのもお姉さんらしい。 - オーロラも確実にかわいいけど、そこまでミレイユがダントツ人気(マノンもミレイユの方が好き)なのはなぜ?
実はオーロラの性格最悪なのかな、クロエみたいな…。 - ハムスターがどう見てもとっとこ。
- 「ティッキー、スポッツ・オン! イェー!」イェーがかわいい。
- レディバグのしゃがみかたとかヨーヨーでのスイングとかすごくスパイディっぽい。
- ストーミーウェザーをジョークで挑発するシャノワールもすごくスパイディっぽい。
- 密着するのがまんざらでもないシャノワールと、ひらりとかわしちゃうレディバグ。
2人の関係性が見え隠れ。 - ストーミーウェザーの雷攻撃とか見応えのあるナイスCG。
- しっぽつかまれるシャノワール。あのしっぽはたぶん持つところ。
- 頼れるおねえさんなレディバグかっこいい。マリネットとのギャップ。
- ヨーヨーは振り回すと円形カッターみたいになるらしい。
- シャノワール「ぼくすっごく水着似合うのにな」レディバグ「そのスーツもカッコイイ(ウインク)」
素顔の二人だとありえないやりとりがキュート。マリネットならたぶんアドリアンの水着姿を妄想してキョドりまくる。 - 暗闇で何も見えないレディバグとしっかり見えるシャノワール。シャノワールやっと役に立った。
今回の記事はここまで。
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