ミラキュラス レディバグ&シャノワール:ストーリーと感想【第12話 レディバグとシャノワール】

ミラキュラス・第1シーズン(1~26話)の各話についてストーリーと感想をまとめます。順次追加予定。

ネタバレを含みますので、視聴予定の方はお気を付けください。
※先のシーズンの話はしないつもりです。
話のナンバリングは日本のディズニーチャンネル準拠。

ディズニーチャンネルでシーズン1最後の2話が放送されてしまった。早く追いつけ。

シーズン1の目次はこちら

シリーズ全体の紹介はこっちの記事を参照ください。こっちはストーリーのネタバレなし。

第12話 レディバグとシャノワール

待ってましたオリジン回。マリネットの新学期とアドリアンの初登校。

ストーリー

プロローグ

ミラキュラスは魔法の力を秘めた宝石
はるか昔からこの力を得たヒーローが邪悪に立ち向かってきた。

中でも強い力を秘めているのが、モノを創造するレディバグのピアスと、モノを破壊するシャノワールの指輪
伝説によるとこの二つを同時に手にした者は絶対的な力を得られるという。

女性の写真を見つめる一人の男。
彼は自分が絶対的な力を手に入れるのだと紫色のクワミ:ヌールーに語る。
彼の手にしたミラキュラスのブローチには、他者に力を与えて思うままに操る能力が秘められていた。
二つのミラキュラスを集めるため、彼はアクマを創り出してレディバグとシャノワールをおびきだすことを企む。

ミラキュラスを悪事に使ってはならないといさめるヌールーだが、主人の命に逆らうことはできない。
ブローチを身につけた男は「ダークウィング・ライズ!」のかけ声とともに変身。

彼こそがホーク・モスであった。

その頃、どこかのアジアっぽいお家の一室。
緑色の亀のクワミ整体師らしきマスターにホーク・モスの邪悪な気を感じ取ったと報告していた。
マスターは亀のブレスレットのミラキュラスを所有しているらしい。
186歳の元気な整体師は、ヌールーの行方を探る助けを得ようとミラキュラスの宝石箱を取り出した。

 

二人の主人公

新学期の朝、マリネットはまたクロエと同じクラスになるんじゃないかと憂鬱顔。
お母さんに励まされ、お父さんに特製マカロンを持たせてもらって元気に家を出る。
横断歩道で車にひかれそうになった老人を助けつつ、急いで学校に向かう。

教師に入って早々、案の上一緒のクラスだったクロエに絡まれる。
今日から登校する有名モデル・アドリアンの後ろの席を譲れと迫られて言い返せないマリネット。

弱気なマリネットの手を引いたのは転入生のアルヤ
もっと自信を持って立ち向かおうと励まされ、二人は友達になった

その頃アドリアンは一人こっそりと学校まで来ていた。
転んで困っていた老人を助けてあげたはいいが、秘書たちに見つかってしまった。
学校に来ることは父に禁じられているらしく、車で連れ戻されてしまう。

 

アクマ誕生

授業終わり、キムにいたずら書きを渡されたイヴァンが怒って大声を上げる。
先生は事情も聞かずにイヴァンだけを叱り、校長室に行くよう指示した。

イヴァンのマイナスの感情を感知したのはホーク・モス
蝶にアクマの力を込めてイヴァンのもとに放った。

しぶしぶ校長室に来たイヴァン。
手に持ったままのいたずら書きにアクマが宿り、ストーンハート(Stoneheart)へとアクマタイズされた。
岩の塊のような怪物と化し、復讐のためにキムを探す。

 

ヒーロー誕生

図書室のテレビで怪物が現れたことを知ったマリネットアルヤ
アルヤは「悪者が登場したらスーパーヒーローが登場するはず」と興奮して野次馬に出て行ったが、残されたマリネットは怯えるばかり。

一方、アドリアンは結局いつもの通り自宅学習。
自分も他の子のように学校に行きたいと父に訴えるが、危険な外の世界に出るのは許さないと一方的に命じられるばかり。
傷ついたアドリアンは自室に戻り、外で何やら騒ぎがあることに気が付く。

怪物が暴れているとのテレビ報道をそれぞれ自分の部屋で見るマリネットとアドリアン。
ふと見ると、机の上に六角形の小さな黒い箱が置かれている。
中に入っていたのはミラキュラスのピアス指輪
それぞれが不思議な光を放ち、小さな妖精が姿を現した。

二人が助けた老人は亀のミラキュラスを持つ例のマスターだった。
彼が箱を二人の部屋に置いてきたのだ。

アドリアンは落ち着いて妖精プラッグと対峙。
落ち着きなく部屋のものをいじりまくるプラッグを捕まえて話を聞くと、「破壊の力を与えるために来た」との訳の分からない説明。
とはいえやるべきことは分かった。
変身すれば閉じ込められた家からも脱出できると聞いて、変身の呪文「クロー・アウト!」を唱える。
さっそくキメキメのヒーロー、シャノワールに変身!

マリネットの方は動揺しまくり。
落ち着いた妖精ティッキーに「ストーンハートを止められるのはあなただけ」と言われるが、まったく自信が持てない。
ひとまずヒーローとしての能力と、アクマの蝶を捕まえるという目標を教えられ、ピアスを身につけてみる。
変身の呪文を聞き、「スポッツ・オン?」と聞き返してみたらいきなり発動。
まだ戸惑っているのにひとりでにレディバグに変身してしまう

 

ヒーローの戦い

それぞれストーンハートの元へ向かう二人。
スティックの使い方を試しているシャノワールに、ヨーヨーをコントロールできずに飛んできたレディバグが衝突して初対面

さっそくノリノリで自分から「シャノワール」を名乗るシャノワールは、積極的にアクマの元へ。
一方まだヒーローとしての自覚が持てないレディバグは、弱気顔だがなんとか彼の後に続く。

サッカー場にいるキムの元にやってきたストーンハート。
勇ましく戦うシャノワールだが、ストーンハートは殴られても大きくなるばかり。

自信を持てずにためらっていたレディバグは、アルヤのピンチを見てなんとか気力を奮いたたせた

シャノワールと合流して作戦を立てようとするが、シャノワールは突っ走ってカタクリズムを空撃ち。
ならばとレディバグもラッキーチャームを発動。
出てきたのはレディバグっぽい赤いダイバースーツ。さらにグラウンドには水道から伸びたホースがある。

レディバグはストーンハートがずっと右手を握りしめたままだと気がつき、アクマが取りついたモノを持っているのだと推測。
まずは投げ飛ばしたシャノワールと自分を両手で捕まえさせて、右手の中のモノを取り落とさせた
水道のホースからダイバースーツに水を入れて膨らませ、ストーンハートの手の中から脱出すると、落ちたモノを踏みつぶしてアクマの蝶を解放した

シャノワールはレディバグのひらめきと大胆さに感激。
フィストバンプをかわして、変身が解ける前にシャノワールはお先に退場。

イヴァンは元に戻り、正気を取り戻していた。
あのいたずら書きには「ミレーヌに告白できない弱虫」と書かれていたらしい。

レディバグはすっかり興奮したアルヤに質問責めにされたが、「レディバグ」と名乗るだけで立ち去った。

 

エピローグ

それぞれ帰宅し、レディバグとシャノワールの活躍をたたえるニュースを目にする二人。

平和は守られた…ように思えたが、アクマはまだ消えていなかった
アクマがエッフェル塔から町中に拡散し、多くの人々をストーン化させ始めた。

アクマは捕まえない限りどんどん増殖するらしい。
イヴァンの心が再び闇に染まれば、ストーン化させた人々が暴れ出してしまう。

大変なことになったのは自分のせいだと怯えるマリネット。
自分はヒーローになれないと決め込み、ミラキュラスのピアスを外してしまい込んでしまう
ティッキーの姿はもう見えなくなっていた。

第13に続く。

 

感想とメモ

オリジン話ということで情報量が多いし展開も熱い。
この後の状況を知ってるからこそ、この頃の主人公たち(特にマリネット)の様子が感慨深いね。

 

ミラキュラスの宝石

冒頭に出てくるミラキュラスのアクセサリーたち。
真ん中に据えられたのがレディバグのピアスとシャノワールの指輪。
周囲には5つのアクセサリーがあり、持ち主は世界中に存在したらしい(日本っぽい天狗ヒーローの姿も)。

現在、所有者が登場していないミラキュラスはあと三つある。
亀のマスターが持っていた宝石箱の中に残っているのは、キツネっぽいネックレスと蜂っぽい櫛。
ブルーの(クジャク?)何かは既に誰かの手の中にある。
おそらく今後登場するんだろう。冒頭の鹿っぽい人はどれにあたるんだ?

何でも破壊するシャノワールの力、そして創造するレディバグの力は最も強力。
アクマを滅ぼすのに必要なのが、破壊ではなく創造の力であるというのも含みがある。

そして「モス」はやはり昔から異質な存在だったのか。
亀のクワミがモスの動きを警戒し、モス自身も自分が悪事を働くことでレディバグとシャノワールが動き出すことを予測していた。
ミラキュラスそれぞれに関係があるということか。

 

ホーク・モスの力

ホーク・モスはどうやら金髪の女性を大切に思っている。
彼が力を求めるのもその女性に関係があるんだろう。

ホーク・モスのブローチは、冒頭に映ったミラキュラスの宝石箱の左下にあった蝶の形をしたやつのようだ。
彼は例の女性の写真をブローチの中に大切にしまっている。

ホーク・モスの能力は「力を与えた相手を思い通りに操る」ことらしい。
操るといっても完全に意思を奪うわけではないのはこれまで見てきた通り。
「邪悪な心を増幅させる」というのがミラキュラス自体の力というわけじゃないのだ。

しかしこれがホーク・モスの特殊技にあたるのならば、彼にもまた変身の解ける制限時間があるということなんだろうか。
持続的な能力だから、いつからが解除時間に当たるのかは不明だが…。

そんでもって、いつもいるあの部屋やそこに飛んでいる蝶たちはホーク・モスの力で生み出したものはないらしい(ホーク・モスになる前からあった)。
あれは超自然的な空間ではなく、現実にどこかに存在する部屋ということ。

ちなみにHawkは鷹、Mothは蛾。
フランス語版ではそのまま”Le Papillon”=「蝶」という名前だが、英語版ではヴィランっぽい名前にしたみたい。蝶と蛾は違うような気がするけども。

 

レディバグとシャノワールの対照っぷり

同じようにヒーローになった二人だが、何から何まで真っ反対。

シャノワールは初めて変身したにもかかわらず、自由を得たことでそれはそれは活き活きのびのびとしている。
勢いに任せたフットワークはあまりにも軽いものの、深く考えずに突っ走るのはどことなく未熟さを感じさせる。

レディバグの方はいつまでたってもタジタジしていたかと思えば、一度決心した後のひらめきと行動力はもう完全にヒーロー。
自信さえ持てれば彼女はデキる子なんだ、とティッキーが「あなたならできる」という意味がしっかり感じられた。

アドリアンは再び蔓延したアクマに立ち向かう気満々だが、肝心の力を持ったマリネットはむしろ心を折られてしまった。
ドジなマリネットは「自分がなにもかも台無しにする」ことを恐れてしまう。
でもそれは責任感が強いことの裏返しなのだ。

初めて変身したその日にコスチュームをゴミ箱に捨ててしまったヒーロー
後編も見逃せない。

 

マリネットと親友アルヤ

マリネットとアルヤは何年も親友のように見えてたけど、実は今年になって初めて出会ったんだった。
でもこのときも今も二人の相性はぴったり。

大胆でおせっかいなアルヤは、弱気でドジなマリネットの背中を押してくれる。
でもアルヤが突っ走るときはマリネットの方が冷静。レディバグとなって彼女を守ることもできる。
マリネットが成長するほど、二人の関係はより良くなっていきそう。

それにしてもアルヤはいきなり通常営業すぎておもしろい。
怪物が出るのはこれが初めてのはずなのに、まったく怯まず「ヒーローが登場するはず」と思い込めるゴリゴリのコミック脳。

 

その他ポイントメモ

  • レディバグのミラキュラスはイヤリング?ピアス?冒頭でヌールーは「イヤリング」と言ってた。
    ものづくりの能力ってことは、4話でアリックスの時計が直ったのも不思議じゃないわけか。
  • ヌールーはホーク・モスの命には逆らえない。
    ティッキーもマリネットに助言することはあってもマリネットが決めたことには従ってきた。
    ということはアドリアンもカマンベールなしでプラッグを操れる…はず。
  • ヌールーと亀のクワミは持ち主のことを「マスター」と呼んでたが、マリネットとアドリアンは呼ばれてない。
    クワミの性格によるのか、それともヒーローとしての成熟度によるのか?
  • 謎の老人の名前は明かされないまま。呼び方に困るんですけど。
  • しょっぱなからドジっ子全開のマリネット。あれだけあったマカロンが結局一つしか残らない。マーフィーの法則かよ。
  • クロエに全く言い返せない弱々なマリネット
    最初がこれだとすると、クロエとしっかりやりあえる今のマリネットはやっぱり大きく成長しているとよく分かる。
  • アルヤはひょっぱなからヒロイン好き。
    マジェスティアかわいい。キャプテン・マーベル風のカラーリング。
  • 悪者が勝つのはいい人が何もしないとき」マジェスティアの名言。
  • 赤毛の先生の名前はバスティエ。「校長室に行ってきなさい」はいつも通り。
  • ストーンハートもホリフィケーターと同様、宿主の面影はない。
  • アグレスト家の食堂に飾られた親子三人の肖像画
    そこに描かれたアドリアンは今とそれほど代わらない年齢に見える。
    これが書かれたとき=お母さんが家にいたのは、そう昔の話ではないのだ。
  • アドリアンの部屋、野球盤もアーケードゲーム機もボルダリングの壁もある。
    一緒にやる友達が来ないであろうのが悲しい。
  • 昔のように間違ってはいないはず」と意味深発言のマスター。
    昔は人選を間違ったことがあるということか。
  • マリネットティッキーアドリアンプラッグの初対面の対照っぷりがおもしろい。
    持ち主とクワミも対照的だし、マリネットとアドリアン、ティッキーとプラッグもそれぞれ対照的。
    マリネットにプラッグが宛がわれてたらもう収集つかなくなってだろうけどそれもおもしろそう。
  • シャノワールはプラッグから「レディバグが相棒」ということを聞いていた。
    二人はいつも相棒関係なのか?
    それともマスターが二人にミラキュラスを渡すということをプラッグたちに伝えてあった?
  • マリネットとアドリアンとして会うより先にレディバグとシャノワールとして会っていたんだった。
    このときはまだマリネットは「アドリアンって誰?」状態
    つまり彼女はモデル・アドリアンのファンだったわけではない。
  • シャノワールのしっぽは持つところ。
  • ラッキーチャームの使い方はいつも通り無理矢理。
    急にヒーローモードになったレディバグがカッコイイから問題ない。Crazy Awesome!!
  • プラッグはパフェよりチーズ。

今回の記事はここまで。


 

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