ミラキュラス・第1シーズン(1~26話)の各話についてストーリーと感想をまとめます。順次追加予定。
ネタバレを含みますので、視聴予定の方はお気を付けください。
※先のシーズンの話はしないつもりです。
話のナンバリングは日本のディズニーチャンネル準拠。
シーズン1の目次はこちら。
シリーズ全体の紹介はこっちの記事を参照ください。こっちはストーリーのネタバレなし。
第7話 レディー・ワイファイ
アルヤ回。ヒーローの正体に迫る記者キャラ、お決まりのやつ。
ストーリー
プロローグ
いよいよレディバグの正体が気になって仕方ないアルヤ。
授業中にトイレに行って帰ってこないマリネットを探すうちに、クロエがロッカーからテントウ虫模様のスーツとヨーヨーっぽいものを取り出してどこかへ行くのを見かけた。
その直後、レディバグとシャノワールの活躍の報道を聞いて、アルヤは「クロエがレディバグ」だと思い込む。
帰宅したマリネットはアルヤからの「レディバグの正体が分かったから連絡して」とのメモを見たが、アンテナ修理中で電話できなかった。
アクマ誕生
翌日、アルヤはニノを使ってクロエの注意をそらし、その隙にロッカーの中を盗撮しようとする。
だがサブリナに見咎められ、写真を撮った証拠を押さえられてしまった。
プライバシーの侵害だと校長先生に訴えるクロエは、市長のパパを引き合いに出してアルヤを一週間の停学処分にさせた。
アルヤの憤りを感じ取ったホーク・モスは黒い蝶を差し向ける。
一方その頃、昨晩宿題を頑張ったマリネットは寝坊をして学校に遅刻していた。
マリネットに連絡がとれず独り落ち込むアルヤ。
スマートフォンにアクマの蝶がとりつき、真実を暴くレディー・ワイファイ(Lady Wifi)にアクマタイズされた。
ヒーロー登場
遅刻したあげく、アルヤが停学との知らせに慌てて騒いでしまったマリネットは、先生に言われて校長室へ。
ところが部屋では校長先生が不思議な力で固められている。
そこに、レディー・ワイファイを名乗るアクマが「校長先生がアルヤを不当に停学処分にした」というニュースを報道。さらに今度はレディバグのマスクの下を暴くと宣言する。
レディー・ワイファイの持つスマートフォンのストラップから、正体がアルヤだと気付いたマリネット。
すぐにレディバグに変身。
アドリアンもニノから「アルヤはクロエがレディバグだと言っている」と聞いて戸惑いつつ、アクマがクロエの家に向かうはずだと思いシャノワールに変身。
クロエの家をのぞいて見ると、クロエは自室でレディバグのコスプレをしているだけだった。
ヒーローの戦い
夜になって、スマートフォンを通してクロエの部屋を訪れたレディー・ワイファイ。
やっぱり正体はクロエだったと報道するが、ホンモノのレディバグとシャノワールの登場にびっくり。
今度こそレディバグの正体を暴こうと、ロックと一時停止パワーをスマートフォンから飛ばしてくる。
レディバグはアクマを電波の届かない地下におびき出そうとするが失敗。
食堂から厨房に移動して戦うレディバグとレディー・ワイファイ。
レディバグは両腕をロックで封じられ、マスクを取られそうになるがどうしてもはがれない。
助けに来たシャノワールは冷凍庫に閉じ込められ、おまけに指輪を落として出られなくなってしまった。
ホーク・モスが「ラッキーチャームを使わせて変身を解かせろ」と指示し、レディバグとシャノワールは閉じ込められたまま放置される。
敵の思惑通り、ラッキーチャームを使ってシャノワールを冷凍庫から助けたレディバグ。
ひとまず中継しているカメラをふさいで、シャノワールはアンテナを壊すために屋上へ。
カタクリズムでアンテナを倒すとレディー・ワイファイのパワーが消え、ロックも中継カメラも解除される。
屋上に駆けつけたレディバグはスマートフォンを壊し、ミラキュラス・レディバグですべて元通りに。
変身が解ける一分前。
シャノワールは誰にも言わないからレディバグの正体が知りたいと言うが、レディバグはお互い知らない方がいいと寂しげに返す。
レディバグが変身を解いている倉庫の前、シャノワールは惜しみながらもドアは開けずに立ち去った。
エピローグ
家に帰ったマリネットは、ティッキーと何やら相談している。
どうやら誰かに何かの秘密を話そうとしているらしい。
そこにやってきたアルヤは、新しいスマホを買ったと上機嫌。
アドリアンの写真を見て、コスチュームを着せたらシャノワールに似てると言い出した。
マリネットはシャノワールよりアドリアンの方がずっとステキだと言って、アルヤのスマートフォンを取り上げた。
やっぱり二人は仲良し。
感想とメモ
マスクヒーローの宿命…正体探られ回
とうとう来た、レディバグの正体追求話。
……と見せかけて、あまりキャラクターの深い関係性までは描かれなかった。
親友のアルヤに隠し事してることに対してマリネットがどう思ってるのかということはコメントなし。
というのも、今回アルヤは「レディバグがマリネット」ということを疑ってるわけではないから。
アルヤがこの手がかりを見つけちゃったときには、またややこしい話になる気がする。
むしろその辺りの「正体ばらし」の話はレディバグとシャノワールとの間でちょっぴり描写された。
レディバグは秘密にするのが最良だと確実に思っていて、シャノワールは知りたいと思いつつ無理矢理追求してレディバグを傷つけたくはないと感じている。
ただ、最後にマリネットがティッキーと話していた「彼に話すつもり」というのは何のことなのか…?
レディバグが正体を隠す意図も今のところ語られてはいない。
スパイディみたいに「友人を戦いに巻き込みたくない」という感じでもないような気がする。だって今でもすでにアクマタイズされまくってるし…。
バディを組んでるシャノワールとも「正体を隠し合った方がいい」と判断している理由はなんなんだろう。
正体がマリネットとアドリアンだって知ってるこっちからすれば隠し合った方がいいよねって思うけど。
ちなみに私は正体追求系の話がまったく好きじゃないですけどみんなそうですかね?
だって隠したいんなら隠させてあげればいいじゃない。悪人じゃないと思ってるならなおさら。
覆面ヒーローには避けては通れない話だとは分かってるけど…。
ホーク・モスは正体には興味なさそう
ところでホーク・モスは千里眼的な能力があるならレディバグをずっと監視しつづければ正体簡単に分かると思うけど、そういう能力じゃないのかな。
ホーク・モスはミラキュラスを奪うのが究極目的なので、レディバグとシャノワールの正体が誰かというところにはそれほど興味なさそう。
でも、変身して力を宿してる状態の二人を襲うより、正体を突き止めて日常の姿を襲った方が成功率高くない?
その他ポイントメモ
- ヒーロー活動のせいで学校を半日も休んじゃうってかなり目立つと思うんだけどお母さんは寛容。
「どこ行ってたの?」って聞かれたらマリネットはなんて答えるんだろう。アドリブ弱いのに…。 - 「アルヤは確認しないで早とちりしちゃうことが多いから」まったくその通り。
いつもアルヤが面倒みてると見せかけて、アルヤが子供っぽくなるところはマリネットの方がお姉さんである。 - クロエがレディバグかもと思ったアドリアンは極めて微妙な顔をしてた。
「うわ、最悪」という感じでもないし、「クロエが!?」と驚いた感じでもない。
つまり信じていなかったのかな。 - クロエが着てるのは前々回出てきたなりきりセットかな?でもクロエがコソコソする理由はよく分からん。むしろ自信満々でコスプレ披露しそうなのに。
- レディバグのマスクは引っ張ってもはがせない。なぜなら魔法だから。
- 電子レンジを使ってワイファイの電波を妨害するってすごく現代ヒーローっぽい立ち回り。
- レディバグの追い詰めっぷりを見るとレディー・ワイファイってかなり強キャラでは?
厨房から立ち去らずに、ラッキーチャームを使った後でレディバグをもっかい拘束しちゃえばよかったのに。 - ホーク・モス「いつか正体は必ずばれるぞ、レディバグ」
しかしホークモスも正体は知らないのだ。
なんでも見通しているかのようだが、ヒーロー二人の様子はのぞけないと思われる。
今回の記事はここまで。
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