マーベルキャラクターの紹介、今回は2019年の映画キャプテン・マーベルで脚光を浴びたらしい、
スクラル人のタロス(Talos)。
MPQのスキル紹介は別記事をどうぞ。
キャラクター情報:タロス(Talos)
基本情報
タロス(Talos)は変身能力を特徴とする宇宙人:スクラルの男。
スクラルはクリー1という別種族と非常に仲が悪く、戦争を繰り返しています。
なおコミックと映画キャプテン・マーベルとでキャラクター設定はまったく異なります。
コミック的にはぜんぜん重要キャラではないんですが、映画ではメインヴィランのようですね。
ベン・メンデルソーンが実に渋い。
オリジン:変身できないスクラル人
スクラル人という種族は誰もが変身能力を持ちます。
そんな中、タロスだけはスクラルのくせに変身能力がありませんでした。
変身ができない代わりに戦闘能力を鍛えることで面目を保とうとしたのですが、仲間にも敵であるクリー人にも軽んじられてばかりの冴えないスクラルでした。
…というのがコミック的な設定。
初登場はハルクのコミックシリーズで、みんなから馬鹿にされて自暴自棄になったタロスがハルクに殺してもらおうと戦いを挑んだらしいです。
映画の方ではスクラルの司令官ということで、コミックとは真逆の優秀で立派なスクラルみたいですね。
ヴィジュアル:緑の肌のスクラルフェイス
スクラル人といえば、緑色の肌、尖ったお耳、縦線の入った顎が特徴。
分かりやすく「宇宙人」って見た目をしてます。
またスクラル人には性別という概念がありません。
地球人に変身するときもこだわりなく男にも女にもなりきれます。1
タロスは映画で人間の男性の姿を見せてくれますが、変身能力によるものなので、あれが「人間時の姿」というわけではありません(はず)。
能力:スクラルなら変身能力なんだけど
上記の通り、スクラルの代名詞が変身能力。
誰にでもそっくりに化けることのできる能力は、当然ながら地球侵略(=地球人そっくりに変身していつのまにか入れ替わっている)という昔ながらの宇宙人の手口にマッチしています。
ただ姿を変えるだけでなく人格までも限りなくコピーすることができます。
変身対象をアブダクションして身体情報から記憶までしっかり分析したら、その情報を埋め込む&厳しい訓練1によって本人になりきります。
そのなりきりレベルは親しい友人や家族でも見分けがつかないほど。ときにはスクラル本人も自分がオリジナルだと思い込んでしまうくらい。
マーベルユニバースでも、ヒーローたちがこぞってスクラルに取って代わられるという大きな事件がありました。
- 作者:ブライアン・マイケル・ベンディス(著) (著), レイニル・ユー (イラスト), 石川裕人 (翻訳), 今井亮一 (翻訳)
- 出版社:ヴィレッジブックス
- 発売日:2013/9/27
- メディア:単行本(ソフトカバー)
※画像はAmazonへのリンク
顎が割れて耳の尖ったヒーローたちの表紙が衝撃的。
「えっ、あのエピソードのときのあのキャラは実はスクラルだったの!?」というドッキリの種明かしをする話なので、この本だけ単体で読んでもわけわからん可能性は高いです。
ただ、前述の通りコミックでのタロスは変身能力を持ちません。
なのでシークレット・インベージョンのときも仲間に入れてもらえませんでした。
仕方ないのでメーキャップやら付け髭やらで地球人に変装したこともあるみたいです。かなしい。
最後に
コミックでは小物なキャラクターでしたが、映画への登場でかなりクールになったようでよかったですね。
おかげでコミックキャラの紹介としてあんまり書くことがない。
スクラル一般の説明になっちゃってすいませんでしたタロスさん。
今回の記事はここまで。
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